ダッカのホテルから町へ出て歩き(バングラデシュ入国)、旅仲間のビザの件をお手伝いしていたら、カトマンドゥへのフライト時間に遅れた@ダッカ/バングラデシュ
僕は、ビマンバングラデシュ航空で、バンコクからダッカ経由で、カトマンドゥへ向かった。
ダッカでは、トランジットで一泊する。
一泊したホテルが、建物は10階建てほどで立派なものだった。
ダッカは電力不足で、ホテルの電気は極端に節電してあった。
夜にホテルに到着したときは、そのホテルの様子が、さっぱりわからなかった。
翌朝になって、明るくなると、わかった。
どうやら建設工事が完成しないまま、ホテルの建物を使っているようだ。
廊下やなんかの壁が、コンクリート打ちっぱなしで、まだ完成していない。
朝食の時間が指定されていて、多分午前7時ごろだったと思う。
みんなで大食堂のテーブルに着いて、朝食を食べる。
卵にトーストにコーヒー程度のものだったが、頭をスッキリさせるには、丁度いい。
日本人旅行者集団は、とにかく若くて、元気がいいので、騒がしいね。
この朝食でびっくりしたのが、目玉焼きの卵が極端に小さかったこと。
よほど栄養状態が悪いのだろうと、びっくりした。
でも、本当に栄養が悪いなら、卵を埋めないだろうしなー(うーん)。
ひょっとしたら、バングラデシュ特産の、高級鶏だったのかもしれないが。
まあ、旅先では、理解できないことがたくさん、あります。
それが面白いわけなので、深く追求しないのが、旅行者というもの。
前日は、バンコクの超高級「オリエンタルホテル」の、チャオプラヤー川を見るテラスで、食事を取った。
今朝は、電力不足のダッカで、エレベーターも動かないホテルで、極端に小さな卵の朝食を取る。
本格的に「旅に出たぞっ!」という雰囲気がするね。
やはり、若者は、冒険、つまり変化を求めているものだから。
バスが空港へ行く時間が、確か、午前8時と指定されていて、その時間に日本人旅行者集団は、ロビーに集合。
バスが予定時間になっても来ない。
退屈なので、ホテルの敷地から、ダッカの街に出る。
ダッカの町は早朝から動き出していて、人通りは激しい。
人力車がたくさんいるので、人力車初体験と行きたいものだね。
ところが言葉が通じない。
僕としては、人力車に乗って、ホテル前のロータリーを一周する程度でいいんだが。
お金としては、1ドル札を用意してきているので、それでいけると思った。
ところがバングラデシュのリキシャーマンは、ドル札を見ても反応しない。
あんまり外国人との接触はないようだ。
言葉も通じないし、ドル札も通用しないので、ホテルの外の通りをうろついただけで、ホテルへ戻る。
しかし僕は、トランジットホテルから出て、ダッカの町を歩いた。
これで、僕は、堂々と、「バングラデシュ旅行をした」ということができる。
その国の土を踏んだとしても、それがトランジットホテルにいただけでは、入国したとは言えないだろう。
しかし、トランジットホテルの敷地を出て、街中を歩いたら、スタンプはなくとも、バングラデシュを歩いた(入国した)ことになる。
ただ、入国スタンプがないだけだ。
ちなみに入国スタンプ無しにある国に入ってしまうことはよくある。
僕の知人は、1980年代に、冬の凍った川を渡って、中国から北朝鮮へ入ったと言ってた。
バスを待っていると、日本人の若者が「誰か英語ができる人いませんかー?」というので、暇つぶしに付き合う。
彼はホテルのフロントと話をしている。
彼は、このままバングラデシュにしばらく滞在したいらしい。
バングラデシュ入国には、1984年も2013年も、ビザが必要だ。
彼は、お金を払って、ビザを取りたいようだ。
よくわからないが、ホテルのフロントでは、簡単にビザが取れるという答え。
そのまま彼は、ホテルに泊まることにして、話は解決。
そのころになって、大型バスが僕たちをピックアップにやってくる。
この時刻になると、昨日の疲れも取れて、話の弾むこと弾むこと。
今日はみんな目的地のカルカッタや、(僕の場合)カトマンドゥへ行くのだから、気持ちがハイになっている。
窓の外を見ては、「あれはなんでしょうねー」「○○じゃないの」的な、いい加減な話が交換される。
誰も別に本気で聞いているわけではなくて、旅の興奮が何か口にさせているだけだ。
バスは、30分ほどで空港に着いた。
空港で、僕は、カルカッタへ行く日本人集団と別れる。
僕がネパールからインドへ入るのはみんな知っているので、「じゃあまた、インドで会いましょう!」との言葉が交わされる。
ただなぜか、インドでは、このうちの誰とも会わなかったけどね。
僕はカトマンドゥ行きのフライトを調べる。
おいおい、僕の乗る、カトマンドゥ行きのフライトの出発時間が過ぎているよ(汗)。
「あれー」と思ったが、別に急ぐ旅でもない。
僕の責任じゃないんだから、ホテルと食事付きで、バングラデシュにしばらく滞在してもいいと考える。
というのが、カトマンドゥ行きのフライトが、毎日あるかどうか、わからないしね。
しかし話を聞くと、今日のカトマンドゥ行きは、出発が遅れているんだってさ。
だから、僕はちゃんと今日中にカトマンドゥに着けるわけだ。
ちょっとガッカリもし、予定通りに着けるので、やはりうれしかったりする。
早い話、どっちでもいいんだよ。
だって、バックパッカーなんだから(笑)。
ボーディングパスを手にして、出発ホールを見てまわる。
さすが、イスラム教の国で、空港にお祈りの部屋が設けてあった。
うろうろしていると、現地の人から声をかけられる。
ホールにある免税店で、タバコを何カートンか買って欲しいという話。
これ、以前はよく外国人旅行者に声がかかったものなんだよ。
僕も、フィリピンのマニラで、町の免税品店に入ろうとしたら、あるメーカーのウィスキーを買ってくれと頼まれたことがある。
昔は、こういう話はたくさんあって、考えてみると、問題が多かった。、
いまは多分、買い物の記録が残ったりして、システム的にできなくなってるだろうけどね。
フライトはかなり遅れてやっと出発。
ダッカからカトマンドゥの飛行機は、かなりいい加減で、操縦席と客席がカーテンで仕切られているだけ。
座席に着くときに、機内を見たが、どうやら日本人は僕だけのようだ。
機内で、ネパールの入国カードが配られる。
ネパール国内での宿泊場所を書くが、それは、「CENTRAL HOTEL」とだけ書いた。
いかにもありそうな名前だしね。
もちろん、ホテルの予約はしていないが、現地で見つかる。
ネパールのビザは、東京で、わざわざネパール大使館へ足を運んでゲットしている。
あと気になるのが時差だ。
インドと日本の間には、3時間半の時差がある。
日本とタイの時差は、2時間。
バングラデシュは、3時間。
ネパールは、バングラデシュとインドの中間の、3時間45分でした(笑)。
まあ、この程度の時差は、短距離の飛行機に乗ってる場合は、気にならないけどね。
すべての準備は整っている。
飛行機は、カトマンドゥ盆地へ突入する。
気になるのは、飛行機が遅れているので、カトマンドゥへ着くころは、日暮れぎりぎりになりそうなこと。
でも大丈夫。
すべては神の指し示すとおりに進めばいい。
だってそれが、バックパッカーの旅なのだから。