je pense 37

2008/05/12 「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」のトップページに「世界旅行者用の検索エンジン」をつけました。

「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」に、新しい検索エンジンをつけました。
これは、世界旅行者の関連サイトが引っかかりやすいようになってるみたいです。
ファンの人には特にオススメですよ♪
トライしてみてください。

参照:「世界旅行者みどりのくつしたの部屋」
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080512#p1
2008/05/24 テレビ局の募金活動は、怪しくないかな。

ビルマのサイクロン被害、中国の四川大地震被害に対して、各テレビ局が個別に募金活動を行っている。
でも、それよりも、直接に「日本赤十字社」に募金した方がいいに決まっている。

なぜ、自分のテレビ局で募金を集めようとしているんだろうか??
僕が想像するが、テレビ局の募金活動事業には、テレビ局の職員が務めているんじゃないかな。

それで、募金活動事業職員の給料を募金からもらおうとしているんじゃないか。
募金だらけの米国などの慈善活動というものも、そうなんだよ。

テレビでしょっちゅう大規模な宣伝をしている。
いろんな口実を作って、米国民に訴えかけて、募金を募る。

米国民はとにかく慈善活動、募金が大好きだからね。
そうやって、いろんな団体が、片っ端から募金事業をしている。

しかし、集まった金は活動団体が、自分たちでほとんど使ってしまう。
余ったごく一部を、言い訳として、救援に使うというのが常識となっているよ。

日本のテレビ局は、単なる民間企業だ。
それが、ミエミエの募金活動をやっているのは、募金のマージンを取って金儲けしているんじゃないか。

こう考えるのが、世界の常識だけどね。
最低限、その募金の使い道が報告されないと、怪しいと疑うべきだ(そんな報告も信じてはダメだけどね)。

でも、日本のメディアは、そんな話は取り上げないだろうなー。
一般庶民としては、テレビ局などの金儲けが目的の民間企業なんかに募金してはならない。

日本赤十字社に直接募金した方がいいと思うよ。
だって、「日本赤十字社は、名誉総裁が皇后陛下で、赤十字広報特使が藤原紀香なんだから。

■日本赤十字社は、名誉総裁が皇后陛下で、赤十字広報特使が藤原紀香なので、信用できるかも。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080524#p4
2008/05/24 「ソロモン戦記」を読む。
これから戦記を読む人のためにも、メモとして残しておきます。

ソロモン戦記 / 福山 孝之
福山孝之氏が、東大法学部から「第一期海軍兵科予備学生」となり、海軍陸戦隊の砲兵士官として、ソロモン諸島で戦った記録。
トラック島、ラバウル(ニューブリテン島)、コロンバンガラ島、ブーゲンビル島、と転戦して、終戦を迎える。
(137ページより)
当時の大本営発表は、毎回戦果赫々(かくかく)たるものであり、このブーゲンビル島沖航空戦で撃沈した大型船だけでも、空母八、戦艦四、巡洋艦十六におよんで、撃沈、撃破した敵艦船の数は総計九十四隻を数えた。しかし、実際の敵の損害は、沈没した駆逐艦一隻、小破した巡洋艦二隻に過ぎず、昭和十九年秋の台湾沖航空戦の場合と似た誇大な戦果の発表であった。
とにかく大日本帝国海軍は、戦果確認がいい加減だ。
負けてる戦場を、勝ってると思い込んで、次々と乏しい戦力をつぎ込んでいったんだよなー。

例えば戦友が死亡したら、犬死にではかわいそうだから、香典代わりに「戦艦一隻撃沈」ということにしたわけだ。
すると、戦死後の特進があるし、遺族年金も高くなるしね。

事故で死んでも、戦死扱いにした。
戦争なのに、戦果を帳簿上で誤魔化して、粉飾決算していたようなものだ。

粉飾決算が誤魔化しきれなくなって、倒産となったわけね(つまり終戦)。
でも、戦争に負けたのだから「敗戦」なのに、日本では「終戦」と呼ぶのが普通だ。

これも、言葉で誤魔化している。
農耕民族の日本人には、情報を正しく扱う能力が欠如している。
ということはだよ、もともと戦争をする能力が欠けているってこと。
これでもよくわかるね。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080524#p3
2008/06/02  女子アナとスッチー幻想に見る日本社会の本質

テレビの「女子アナ」と日系航空会社の「スッチー」は、なぜ日本社会で高く評価されるのか??
これは日本社会独特のものなので、ここを考えることで、日本文化の本質に迫れるかもしれないよ。

日本のテレビの女子アナは、サラリーマン雑誌で変に持ち上げられているが、そんなに能力があるわけでもないし、また特にキレイだともいえない。
きれいだきれいだと言うからきれいだということになっているが、実際はそれほどのものでもないよ。

実際、僕のように毎日六本木から新宿方面へ移動を繰り返していると、ヘタな女優よりもきれいな女性にたくさん会う。
また、スタイルのいい人も多いし、おいしそうな身体をした女の子も、最近は本当に多くなったよ、いやマジでね。

日本の普通の若い女の子ならば、化粧も上手になってきたし、また身体に気を使っているから、平均的な女子アナやスッチーと同じくらいだと思う。
つまり、女子アナやスッチーが特にキレイだってわけじゃない。

だから、テレビに出てくる女子アナを見ても、僕は特にどうとも思わないんだ。
「なんで、こんな馬鹿な仕事をしているのかな?」とは思うけれどね。

今では、一流企業、一流大学の女の子には、本当に優秀できれいな女の子が多いからね。
日本社会では、というか日本のサラリーマン雑誌などでは、まだスチワーデスを持ち上げている。
でも実際、本当のちゃんとした大学生で、いまどき、わざわざスチワーデスになりたいなんて女はいないよ。
また、女子アナになるのは、私立大学のアナウンス研究会、広告研究会レベルの、目立つのが好きな、アナウンスが好きな変な人たちだよ。

こんなもともと一流ではない女性を持ち上げるのは、やはり、日本社会がおかしいからじゃないかな…。
誰でも知っているが、海外では、ただ、キャッキャ言うだけの「女子アナ」なんて存在しないしね。

また、スッチーなんて、海外ではかなりレベルの低い職業なんだし。
でもまあ、徐々に、日本社会も変わっていくだろうけどね。

問題は、日本社会の変化が遅すぎるってことなんだけれどね…(涙)。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20050730
2008/06/27  女子短大生問題に見る日本人の「外国への劣等意識」と「基本的な知的レベルの低さ」

今朝ある掲示板に書いたのが、なかなか良かったので、こちらにすこし修正して、アップしておきます。
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女子短大生の落書き問題は、日本のインターネット(2ちゃんねるやmixi)では、ひどい言われ方です。
日本人というのはとにかく、他人のアラを捜して、みんなで一緒に叩くのが大好きです(笑)。

しかしちゃんとした社会経験もあり、海外体験も豊富ならばそれだけでは終わらない。
海外の名所旧跡での落書き問題をもっと違った角度で考えられるはずです。

つまり、
「若い時はそういうものだ。実は私もやりました」
「世界各地には、落書きだらけの遺跡も多い」
「日本人は海外に出たらいやに潔癖になる」
「なぜ、日本人は海外に出たときに、自国民のマナーにうるさくなるのか」
などね。

僕が昔カイロで読んだ、古いJTBのガイドブック。
ほとんど情報はなかったんですが、必ず出てくるフレーズが
「ここで日本人として恥ずかしくない食事を取るには○○円かかる」
というものでした。

この時代、海外に出る日本人は、「海外に出たら、日本人として恥ずかしくなく振舞う」ということが大事だったわけです。

これは興味深いことだと思いませんか?
その考え方は今でも建前として残ってますね。

つまり、落書き問題の根底には、
「日本人が海外で落書きをするのは、日本人として恥ずかしい」
という考えがあるわけです。

でもそれは、日本国内では存在しませんよね。
コンビニの前で座って集まっている若者に、「恥ずかしいからそんなことをするな」と言う人はいません。

でも、海外でそういう日本の若者を見たら、きっと「海外でそんなことをしてはいけない」という発言は、アリでしょう。
つまり、日本人はまだ、海外旅行、海外に出ることを「ハレの場」として考えているわけです。

僕はそういう風に話が広まることを、期待していた。
でも、結局は、ネットでの話は「女子短大生が悪い」という個別的なバッシングに収束していきました。

それは期待はずれでした。
でもまあ、もともと女子短大生の落書きなんてかわいいものです。

女子短大の学長も、海外旅行に出る前に注意書きを配ればよかった。
「落書きしないように」
「知らない人のアパートについていってはいけない(ローマのカバキ事件)」
「ホテルの備品をだま手持って帰ってお土産にしてはダメ」
なんかね。

それよりも、世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)に連絡を取ればよかった。
そして「海外旅行の落とし穴」とでも題した、旅行講演を頼めばよかったのにね(笑)。
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世界旅行者の「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」落書き問題 についての発言はこちらにまとめてあります。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/5919/1214439183/
2008/07/02 「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」落書き問題は、日本人だけが騒いでいた(笑)

「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」落書き問題については、世界旅行者が最初から「騒ぎすぎだ」「イタリアでは誰も気にしてない」「京産大が謝罪にいったら馬鹿にされるだけ」と的確に指摘していた。

参照: 「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」落書き問題についての世界旅行者の発言集]

毎日新聞の現地記者からも、「日本は騒ぎすぎだ」「イタリア人は気にしていない」というレポートがあった。
さて、京都産業大学、イタリア人も気にしてない落書きで、学生を停学にした上、「現地へ謝罪に行かせて、落書きを消す」と宣言していたよね。

世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)が言っとくけど、そんなことをしたら、現地で馬鹿にされるだけだよ(笑)。
でも、京産大は宣言したのだから、途中で引っ込めずに、フィレンツェで大恥をかきに行って下さい。

でも、京産大というのは、海外の感覚を持った人間は一人もいなかったのかな(涙)。
恥ずかしい大学だよ。

<落書き>伊紙「あり得ない」 日本の厳罰処分に http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080701-00000158-mai-soci

毎日新聞の記事の内容を、まとめると、次の通り。

イタリアでは、日本の処分は厳しすぎるという声が上がっている。
イタリアの新聞は、この落書き問題を一面で取り上げて大きく報道。

日本は集団責任なので、若い学生への罰が厳しい。
イタリアでは、古代遺跡はスプレーのいたずら書きだらけで、ほとんどはイタリア人がやっている。
 
「日本のメディアは騒ぎすぎだ」
「罰も厳しすぎる」
「解任や停学は厳しすぎる」
というのがイタリアの新聞の論調。

大聖堂の責任者は「イタリア人は落書きが合法だと思っているが、日本でもわかるように、本当は落書きはいけないことです」と述べている。

つまり僕が最初から書いているように、落書きはみんなしていることで、イタリア人はもともとそんなに気にしていない。
日本人だけが大騒ぎをして、厳罰を下しているが、それは、世界から見ればおかしい。

日本人の感覚で世界を判断してはいけない。
下手に、謝罪に行くと、かえって馬鹿にされる。

これに限らず、日本人は一つの流行があると、無批判に同調する癖がある。
だから日本人はダメなんだよなー。

いやはや、世界旅行者というのは、ほんとうに、世界的な視野を持ってると、感動しますね(笑)。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080702#p2
2008/07/02 日本国民の幸福度は世界で90位/178カ国

日本はいくら不景気だとはいっても、すごく便利で、清潔で、安全で、なかなかいい国だ。
そこに住んでいて、幸福でないのはなぜか。

日本に住みたいという外国人はたくさんいる。
大金を使っても、法律を犯しても、嫌な人とエッチをしても、日本人になりたい外国人は多い。

外国人は日本に住んだら、夢がかなってとてもうれしい。
でも、日本人は努力もしないのに、日本に住んでいるのに、楽しくない。

だから、日本人の幸せランクは、世界178か国中で半分以下の90位だ(涙)。
この理由を、旅行哲学してみよう。

それは日本人が日本人に対して、厳しすぎるからなんだよ。
どうでもいいことを、あげつらって他人を批判する。

日本に住んで、周囲から批判されないようにするためには、かなりの努力が必要だ。
でも、世界では、別に他人にどう思われようが、気にしないんだよ。

日本人は、評価水準が無意味に高すぎる。
例えば、「まともな人間はこうあるべきだ」というレベルが高すぎて、だからみんな困っている。

どうでもいいことは、どうでもいいんだよ(笑)。
人間は楽しく生きていけばいいんだ。

なぜ、恋人同士で「なぜあなたはこうしなかったの」とか「こうすべきでしょ」なんて言うのかな。
エッチさえ出来て気持ちよければ、どうでもいいじゃないか。

日本人は、自分で自分を縛って、楽しくないような気分になっている。
1日生きていれば、それでいいじゃないか。

日本という国は、日本人がいるからダメなんだよ。
だから、日本や日本人一般の考えに、引きずり回されてはダメだ。

「国民の幸福度」はデンマークが1位、日本はまさかの90位に。
http://narinari.com/Nd/2006076284.html
イギリスのレスター大学に所属する社会心理学分析の研究者エードリアン・ホワイト氏が、イギリスのシンクタンクのデータをベースに、約8万人に聞き取り調査を行った各種国際機関(ユネスコ、CIA、WHOなど)の発表済み報告書(100種以上)を分析して、各国の「国民の幸福度」を順位付けした。

1位 デンマーク
2位 スイス連邦
3位 オーストリア共和国
4位 アイスランド共和国
5位 バハマ国
6位 フィンランド共和国
7位 スウェーデン王国
8位 ブータン王国
9位 ブルネイ・ダルサラーム国
10位 カナダ
11位 アイルランド
12位 ルクセンブルク大公国
13位 コスタリカ共和国
14位 マルタ共和国
15位 オランダ王国
16位 アンティグア・バーブーダ
17位 マレーシア
18位 ニュージーランド
19位 ノルウェー王国
20位 セーシェル共和国
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23位 アメリカ合衆国
35位 ドイツ連邦共和国
41位 英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
62位 フランス共和国
82位 中華人民共和国
90位 日本
125位 インド
167位 ロシア連邦
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176位 コンゴ民主共和国
177位 ジンバブエ共和国
178位 ブルンジ共和国

参照:
[University of Leicester produces the first-ever 'world map of happiness']
[The World Map of Happiness]
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080702#p3
2008/07/07 7月7日は、1937年に盧溝橋事件の起きた日です
支那事変の発端となった盧溝橋事件が起きたのが、1937年(昭和12年)7月7日でした。
この支那事変が、日本を米国との大戦争に導いた。

現在はネットで、この流れは検索かけて、簡単に調べられます。
興味深いのは盧溝橋事件の時の、現場の大隊長が「一木清直」で連隊長が「牟田口廉也」だったこと。

一木清直は、「一木支隊」を率いて、ガダルカナルのヘンダーソン飛行場に白兵突撃をして全滅させたことで有名。
しかも、一木支隊はもともとは、ミッドウェーへ上陸するはずだった。

牟田口廉也は、無謀としかいえない「インパール作戦」を実行したあとも、芸者と一緒に安全地帯へ逃げたヘタレにもかかわらず、戦後も生き延びた。
これが韓国ならば、いまからでも、一族は財産没収になってただろうね。

同じく戦場から芸者と一緒に逃亡した「ビルマの屠殺者」木村兵太郎は、東京裁判で死刑になった。
いくら東京裁判を批判しても、こういう卑怯者を日本人は裁けなかっただろう。

だから、東京裁判は意味があったわけだよ。
陸軍特攻の創始者で、東条英機の腰ぎんちゃくといわれていた富永恭次なんかは、フィリピンから命令もなしに敵前逃亡した。

彼も、東京裁判では裁かれていない。
なぜなら、彼らの罪は、米国に対してではなくて、日本国民に対する罪だったから。

今からでも遅くないから、日本国民がその牟田口や木村、富永の家族、親族をまとめて裁いていいのではないか?
韓国だったらやるけどね。

ま、それはそれとして、盧溝橋事件に、ミッドウェー、ガダルカナル、インパールという負け戦の原因がひそんでいたわけです。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080707