《医師と患者の立場の違い》ニューヨークの医者
アメリカでは、医者は患者に正確な病状を告げることになっている。
そうしないと、患者から告訴されるからだ。
人間ドックで全身の検査を受けた人に、医者が言った。
「良い知らせと悪い知らせがありますが、どちらからお聞きになりたいですか?」
「悪い知らせから聞かせて下さい。あとに良い知らせがあると思うと慰めになりますから」と、患者。
医者は静かに、重々しく、言った。
「お気の毒ですが…。実はあなたの命は、あと一週間しかありません」患者はそれを聞いて、しばらく沈黙していたが、覚悟を決めて、答える。
「そうですか…。それで、良い知らせというのは、なにか、危険性のある、新しい治療法か何かですか?」医者は、首を横に振って、言った。
「いえ。いえ。いい知らせというのは、そういう事じゃありません。もっといい話ですよ。ほら、あそこに可愛い看護婦が見えるでしょう?」患者は、戸惑いながら、美人看護婦を横目で見て答えた。
「はい。確かに、きれいな看護婦さんがいますね」医者は、にやりと笑った。
「いやー、僕はあの子をずーっと口説いてたんですけれど、昨夜やっとSEXしたんです。これが、いい知らせです!」
(医者にとっての良い知らせ)