《告解》 スペインのカトリック教会
カトリックの教会の特徴は罪を神父様に告白して許してもらうための小さな部屋、告解室があるところだろうか。
スペイン、コルドバで僕が知り合った神父様がこういう話をしてくれた。
ある日、自分の罪を告白をする人が来たので、神父様はいつものように問いかけた。
「どんなことを告白したいのですか?」
「はい、実は私の妻は2か月前に死にまして、その2日後に16歳の、とても美しい女子高生と知り合いました。それから毎日休まずに、朝、昼、晩と、いろんな体位で激しいSEXをしています」
「ほう、それであなたのお年はいくつになります?」
「80歳です」神父様は少し驚かれたが、いつものように許しの言葉を述べられました。
「罪を悔い、マリア様に心から祈りをすれば、救われます」
「それが出来ないんです」
「なぜですか?」と、神父様は驚いて、聞かれました。
「私はユダヤ教徒ですから。カトリックの祈りは出来ません」
「それではなぜ、わざわざカトリックの教会に来て、私に若い女性との乱れた性生活を話したのですか?」
すると、老人は答えた。
「いいえ、神父様に限りません。実は、誰でも、みんなに、この話をしてるんです」
(ただの自慢話)