《「世界旅行者・海外説教旅」について》 2004/04/07
「世界旅行者・海外説教旅」について、その説明をしておきます。
この旅行記は、僕のほかのすべての著作がそうであるように、人生論でもあり、哲学書としても読める素晴らしい作品です。
もともとは一冊の単行本として考えていました。
それがちょっとうまく行かないままで、放ってありました。
ただ、自分としても、一つ長い文章をまとめてみたいという気持ちが盛り上がってきたので、とにかく最後まで書こうと決意しました。
途中でずいぶん無駄なエピソードを挟んでますが、これは、あまりに中身が書き込めるので、もったいなくて、わざとどうでもいい話を入れてしまったんですね。
オイシイ部分はわざと書かないで、スペースを空けてあるところもあります。
それは、僕の文章はネタが一杯なので、すぐにパクられるのではないかと、心配していたからです。
ただ、いろんな本を読んでも、僕のような斬新なアイディアで、個性的な文体、論理構成を得意とする作家はいないようです。
だから、僕の文章や論理をパクるのは無理ではないかと、考え出しました。
インターネット時代では、書いたものを安易にパクると、ランディみたいに攻撃を受けてしまいますから、やんないほうがいいと思うしね。
それに、僕の文章は、世界旅行者という僕が創造した個性的な人間の存在がなければ成立しないので、パクること自体が無理だと思う。
僕の文章の書き方は、僕の懐かしい時代の試験問題の解き方と一緒で、「とにかく何でもかんでも書いてしまって、そのあとでじっくりと手を入れる」というタイプなんです。
ですから、この「世界旅行者・海外説教旅」は、とにかく書き込んでしまうつもりです。
原稿用紙で2000枚以上の文章を書いて、そのあとで、本格的に手を入れてみようと、今は考えています。
僕も、新書を三冊、文庫本を一冊出したので、あとは単行本を出したいんですよね。
そのイメージは、細かい字でぎっしりと書き込んである、ソフトカバーの本なんですけど。
ま、そういう感じなので、インターネットにアップする「世界旅行者・海外説教旅」の、「てにをは」や文体の不一致は、あまり気にしないでください。
これは、下書きなんですからね。
ということで、よろしくね。
世界旅行者