ベトナム航空の予約を変更して、サイゴン中央郵便局で絵葉書を送り、ホテルを「サイゴンホテルへ」変更する
タイ・カンボジア・ベトナム駆け足旅行記(1994)より。

【ドンコイ通りからちょっと入ったドンドゥ通りにある日本食堂「どらえもん」(2002)】
(1994年のこの時期は、1万ドンが1ドル、100円と考えればわかりやすいです)
1994年8月30日の朝、バンカンホテル246号室のベッドの中でぼんやりと考える。
日本へ戻るフライトは9月3日の午前2時だ。
すると、今日を含めて、まるまる使えるのが4日あることになる。
4日とはいっても、9月2日の夜は宿泊しないのだから(ドンムアン空港でフライトを待つだけ)、この旅ではあと3泊する。
今日、8月30日は、サイゴンの名所を観て回るので、どうしてもサイゴンで泊まる。
しかし、そのあとはサイゴンにいても仕方がない。
プノンペンで買ったベトナム航空の切符は、9月1日にバンコクへ飛ぶことになっている。
これを、明日、8月31日に変更すればどうだろう?
そして余った2泊を、タイのビーチへ過ごせないかな?
10日の旅行で、バンコク、プノンペン、シェムリアップ、アンコール遺跡群を見て、サイゴンへ飛んできた。
結構激しく動いて、ビザも航空券も全部現地で自分で手配した。
すると、旅行の最後に何も出来ない日があっては面白くない。
最後にタイのビーチへ行くという芸をしておきたいものだ(笑)。
それならとにかく、これからベトナム航空へ行って、フライトの予約を変更してしまおう!
午前7時にホテルの朝食を取る。
ホテル代に朝食が含まれているという話だったが、ここでは「一皿だけ無料」で、そのあとはメニューで注文する。
いろいろ食べると結構な金がかかる、驚くべきシステムになっていた。
でもまあ、こんな手の込んだボッタクリシステムは、僕の膨大な旅行経験でも、ベトナムが最初だったよ。
ホテルで預けていたパスポートを受け取る。
フロントで、シクロの値段を聞くと、3千〜4千ドン(30〜40円)とのこと。
ホテルの前でシクロに乗って「レックスホテル」と言ったら、「パレスホテル」に着いた。
でも、ボッタクリはされなかったので、問題はない。
パレスホテルへ着いたのが、午前7時40分。
ベトナム航空のオフィスはまだ開いてないと思ったが、一応場所を確かめに歩いた。
すると、なんとすでにオープンしていたよ。
オフィスの入り口には「OPEN 7:30-16:00」とあった。
そういえば、プノンペンのベトナム大使館が「朝7時半から9時までオープン」してたね。
ということは、「ベトナムは朝が早い」ってことね。
プノンペンで切符を買った時に入れた予約が「9月1日発午前11時半発、ベトナム航空851便」だった。
これを1日早くして、明日のフライト「8月31日、午後12時45分、ベトナム航空851便」に変更してもらった(手数料無し)。
バンコク到着が午後2時5分予定だそうだ。
ここでは、ハッキリと「出発2時間前にチェックインしてください」と言われた。
プノンペンではフライトの1時間前でも誰もいなかったものだが、ベトナムは一応ちゃんとしているようだ。
乗り遅れたら大変なことになるので、ぼくはもちろん、もっと前に行くだろうけどね。
次に中央郵便局へ歩いた。
プノンペンの事件の記憶が新しいので、注意に注意を払うことにする。
昨日買っていた絵葉書20枚を、中央郵便局の長い机で書く。
最初、10枚を郵便局の窓口に出す。
日本までの絵ハガキ郵送料金は、一枚当たり、4400ドン(44円)。
目の前で切手を貼って、その上に消印を押すのを確認する。
次に、切手を10枚、別に買って、自分で貼って、郵便局内のポストに投入した。
1回目と2回目の両方とも、自分へのハガキを入れておいた。
これだけ厳密にやれば、どちらかは日本へ着くだろうと考えたわけだね。
でももちろん、両方共に、無事日本へ届きました。
サイゴン中央郵便局の長いテーブルはとても落ち着く。
今では、観光名所になっているくらいだ。
一仕事終えてぼんやりと天井を眺めていると、隣の女性から英語のスペリングを聞かれるので、教える。
次は、若い女の子に、韓国語の宛名のチェックを頼まれて、これも教えてあげた。
僕はハングルはわからないんだけどね。
ただ、ラテンアメリカの気風があるので、知らないことでも教える性格なんだよ。
郵便局を出て、右横に立つ「サイゴン大教会」へ向かう。
ろうそく(1本500ドン)を10本買って、教会の中を次々とロウソクを灯して回る。
サイゴン大教会を出ると、絵葉書売りの小さな子供たちが駆け寄ってくる。
断っていたが、本当に小さな女の子がついてくるので絵葉書10枚セット(1ドル)を買った。
これで歩き去ろうとしたら、もっと小さな女の子が、鼻水をたらしながら着いてきた。
知らない振りをして歩いていたが、彼女からも1セット買ってしまったよ。
このもっと詳しいエピソード《ホーチミンシティで「あとで」と言ったらきっちり絵葉書を買わされた話》は、「世界冷や汗一人旅」にあります。
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さて、ベトナム航空の予約を変更して、中央郵便局から絵葉書を20枚送った。
そして、サイゴン大教会で祈り、郵便局前の子供たちから絵葉書を買った。
さて世界旅行者は、次に何をするだろうか?
もちろん、サイゴンに来ているのだから、「統一会堂(旧大統領官邸)」「戦争犯罪展示館」は見なければね。
しかしその前に、僕は別のことをした。
それは、ホテルの移動だ。
僕は昨日チェックしていた「サイゴンホテル」へと入っていきました。
だって、特に気に入っているわけでもないのに、同じホテルに2日連続泊まるのでは、話のネタにならないからね。
【旅行哲学】短期の旅行では、ホテルを変わるのもいい経験です。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20080430#p3
