《世界旅行者ファン》
001) 世界旅行者のファンの一般的な傾向
002) 個性的なファンに支えられて、世界旅行者は存在する
003) お金がなくてもいい、地位がなくてもいい、世界旅行者のファンであるだけでいい。
004) 世界旅行者の文章は知的なシモネタだと理解できる裕福な女性が、本当の世界旅行者ファン
001) 世界旅行者のファンの一般的な傾向
世界旅行者は、ただ旅をするだけではない。
世界旅行者は、旅の中で考え、自分を見詰め、神と対話する。

そのエッセンスが詰まっているので、世界旅行者の著作は、旅行哲学書と呼ばれて、知的な人たちの間では、大人気だ。
ただ、ちょっとレベルが高すぎて、一般の日本人には理解することが、難しいかもしれない。

実際、世界旅行者のファンは、
1) 長期海外旅行など、海外旅行経験が本当に多い、または、海外の大学や、大学院に留学していた、または海外に住んでいる、
2) 日本でも一流大学の学生、院生、医者や弁護士、大学の教員、研究員など、知的レベルが高い、
3) もともと育ちがよくて、劣等感がなく、正しいことを正しいと素直に認められ、すべてに余裕があるので、冗談が通じる、
4) モテモテでセックスに不自由していない(女性の場合はオミズ系が多い)、
5) 個性的で、周囲からは変わっているといわれるが、自分の考えを持っている。
という、共通の性質があるようだね。
しかし、普通の日本人の場合は、世界旅行者の書くことが理解できない人も多いとか(?)。
日本社会にどっぷりと浸かって、何も考えないまま、人間関係をうまくやることだけを考え、そのフラストレーションは、酒とセックスと他人の悪口とカラオケではらす一般日本人は、世界旅行者の著作を読むと、脳の血管がブチュッと切れてしまうらしい。
そういう意味では、世界旅行者の著作を心から楽しめるかどうか、それが、読者の知的レベル、生活レベルを正確に測るリトマス試験紙になるってことだろうね。
ただ、世界旅行者は、基本的には、非常に楽観的で、「時代の流れは世界旅行者のほうへ来るし、日本社会も必ず追いついてくる」と信じているんだよね♪
問題なのは、日本社会が世界旅行者に追いついたときが、30年後では困るんだよなー(笑)。
002) 個性的なファンに支えられて、世界旅行者は存在する
正直、この2年ほど更年期障害(?!)で、クターッと落ち込んでいた。
それで、ほとんど自分からは誰にも連絡とることをせず、電話にも出ず、トレーニングセンターで身体を鍛えていた(おい、おいっ!)。
だから、e-mailでファンから連絡があっても、面倒くさくて、ほとんど会わなかったんだ。
と言っても、e-mailの内容が面白い(興味深い)時は、ちゃんと返事をすることはしてたわけなんだよね。
僕は、礼儀正しいからさ。
でも普通に「世界旅行者先生に会いたいです♪」というファンレターをもらっても、なんとなく面倒くさくて、会ってなかったんだ。
ちゃんと美人の顔写真つきe-mailでも、内容が興味を引かないと、カタチだけの返事を出して、会わないようにしていた。
最近たまたま、なぜかなんとなく人と会う気分になっていたところに、以前から興味深い旅行情報などを送ってくれていた女の子から連絡があったので、会うことにした。
僕よりもずっと年下の女性なんだけどね。
ただ、わざわざ会っても、つまらない人だと会うだけ時間の損なので、はっきりワリカンと念を押してね。
で、待ち合わせ場所がちょっとわかりにくいところだったので、他の用事もあるからと、一時間くらい前に場所をチェックついでに近くをうろついていた。
そしたら、その女性から「あれ、先生♪」と、声をかけられたよ。
つまり、このサイトを読んでいたので、「世界旅行者は時間に厳しい」とわかっていて、一時間前から待っていたのだそうだ(感動、涙)。
話をしてわかったのだが、この女の子は米国の四年生大学をちゃんと卒業していて、ヨーロッパにも留学したことがあり、海外個人旅行の経験も多かった。
今は日本の医大に通う学生さん、医者の卵さんだ。
親も兄弟も医者で、つまりお金持ちね。
海外に留学して、ちゃんと大学を卒業して、日本で医者の勉強ということは、まあ、頭もよければ育ちもいいのだろう。
米国の大学へ入る前の外国人向け語学コースの実態、海外旅行で現地の男性に迫られた話、インドのボッタクリ旅行代理店に引っかかった話などで盛り上がった。
僕と話が合うということは、当然、普通の日本人ぽくないから=個性的、というわけだよね。
医学部の学生生活や将来の専攻など、いろいろ聞いていたら、アルバイトでクラブに勤めているとわかった。
これは、僕のファンには多いんだよね、つまりオミズ系ともいえる。
その上、「是非サインしていただきたくて…」と、僕の「間違いだらけの海外個人旅行」、「これが正しい海外個人旅行」、「大人の海外個人旅行」の三冊と、サイン用のペンまで持ってきててくれました♪
そして「先生はあまりお金がないみたいなので、おごります」と、自分からすすんで言ってくれました。
そうなると、僕もちょっとだけおごり返しましたけどね。
というわけで、上に書いてある「世界旅行者ファンの傾向」を、再確認して欲しいね。
まとめると、海外経験が長くて、知的レベルが高くて、育ちがよくて、モテモテで、個性的という世界旅行者ファンの特徴を全部備えていたんだよ♪
さらに、「世界旅行者におごってあげたいキモチがある」「世界旅行者の本をそろえていて、サインをお願いする」「時間を守るどころか、待ち合わせ時間の前に来ている」みたいな、素晴らしい特徴があったわけだ。
まあでも、本当の根本的な特徴はだね、やはり「自分の頭で考えられる個性的な人」が、世界旅行者のファンなんだろうと思うよ。
そういう人が日本にはまだ多くないから、世界旅行者は本格的ブレイクをしてないんだけどさ。
でも、こういう個性的な、優秀なファンに支えられて、世界旅行者は存在できるってこと。
だから、ファンの人は、世界旅行者にどんどん連絡を取って、どんどん会って、励まして、おごってくださいねっ♪
003) お金がなくてもいい、地位がなくてもいい、世界旅行者のファンであるだけでいい。
僕のファンのことを、いろいろと褒めて紹介していたら、女子大生さんのファンからe-mailをもらった。
そのなかに、
>>いつか私がおごれるくらいに立派 になったらお話聞かせていただけるとうれしいです。
と書いてあった。
誤解がないようにね。
世界旅行者のファンには、確かに、海外経験が長くて、知的レベルが高くて、育ちがよくて、モテモテで、個性的な人が多い。
しかし逆に言うと、この特質というものはだね、世界旅行者のファンになったときに、すでに得られているわけだ。
だって、「世界旅行者が大好き♪」という本質では一緒なんだからね。
世界旅行者のファンであるという本質を共有した時点で、みんな一緒なんだよ。
世界旅行者の前では、ファンということで平等なんだよ。
だからね、世界旅行者のファンで世界旅行者におごれる人はおごればいい。
おごるだけの余裕がなければ、それでいい。
一万円おごれなくても、二千円でも、千円でも、おごれればいいんだよ。
また、直接会っておごれないような地方に住んでいる場合は、世界旅行者の本を何冊も購入することで、世界旅行者を支えられるんだからね。
そういうファンもまた、世界旅行者のファンという点で、すでに「海外経験が長く、知的レベルが高く、育ちがよくて、モテモテで、個性的な人」に、なってしまっているわけなんだね。
海外経験が長いことよりも、知的レベルが高いよりも、育ちがいいことよりも、モテモテであるよりも、個性的であるよりも、「世界旅行者のファンである」ということで、ファンは救われているんだよね。
004) 世界旅行者の文章は知的なシモネタだと理解できる裕福な女性が、本当の世界旅行者ファン
世界旅行者の文章には、できるだけ多くの各種シモネタが詰め込まれている。
だから、知的レベルの低い一般大衆のなかには、セックス関連の話を読んで、嫌悪感を抱く人も多いとか。
実は、世界旅行者の文章は、なにしろ最初から最後まで哲学論文なので、それを読みやすくするために、無理にエッチネタを入れてあるわけだよ。
でも、生活にも考え方にも余裕のある、知的な人からは大人気だ。
つい最近もe-mailをもらった。
それによると、
>>西本さんの文章・表現とても好きです。
>>完全なシモネタなのですがその中に知的な部分が感じられる・・・。
ということでした。
ちょっと東京からは遠いところなのだが、ブランド品の購入に東京へ遊びに来た時にでも、ホテルの部屋へ呼んでいただければ、世界旅行者は喜んで飛んで行きますよ♪