『バマコで、雀部くんと再会し、旅と人生を語る』@バマコ/マリ

【雀部くんのジャンベ演奏・その1】
10時18分にセグーを出たバスは午後1時33分に、どうやらバマコ郊外にあるバス会社のターミナルへ着いた。
バマコの中心までかなり距離がありそうだ。
タクシーの料金を聞くと3000フランという。3時間も乗ったバスの運賃が2500フランなのにタクシーが3000フランではどうも納得がいかない。
しかし先ほど話をしていた肥ったおじさんが話しかけてくれた。
別の父娘と3組でタクシーに乗り込み1人1000フランを払うことにした。
だから、これが普通の料金だったようだ。

【雀部くんのジャンベ演奏・その2】
タクシーで町の中心へ入り、以前泊まっていたラックデボへチェックインする。
今日は3月18日の日曜日、旅行代理店も開いていない。
雀部くんが泊まっているはずの「Maison de Jeunes」へ行って、黒人に「日本人はいないか?」と聞く。
が、彼はどこかへ移ってしまったとのこと。

【ユースホステル@バマコ/マリ】
近くのニジェール川を見て時間を潰した。
月曜日になって、大通りに面した旅行代理店「ATS voyages」へ行った。
ここはアメックスの代理店もしている信頼できる会社のようだ。
バマコからダカールへ飛ぶとセネガル航空で103500フラン、マリ航空だと72500フラン。
2001年の、両替レートは、「100フラン=17円」程度です。
ですから、バマコからダカールへはセネガル航空で1万8千円弱、マリ航空で1万2千円強。
僕が乗ってきた、ダカールからバマコへの国際列車の一等寝台料金が52400フラン(8900円程度)だった。
だから、マリ航空が使えるならば、マリ航空でもいいかな。
当てにならないけど(笑)。
僕の場合は、一等寝台車で来たので、帰りは飛行機を使うことに決めていたけどね。
バマコからパリへはアルジェリア航空で片道20万フラン程度で飛べるという。
とにかくダカールへ戻って考えることにして、翌日午前10時発のセネガル航空ダカール行きを予約する。
これまでの経験からマリ航空は安くても使わない。
バマコの町を歩き回り部屋に戻ったらドアにノックの音がする。

【雀部くんのジャンベ演奏・その3】
開けてみると雀部くんだ。
「西本さんが僕を捜していると情報が入ったのでやってきました」だってさ。
夕食を取りに「セントラルレストラン」へ行き、そこで夕食を取りビールを飲む。
彼は彼の旅について、ジャンベ(アフリカの太鼓)について語る。
「日本人旅行者は、旅のいろんな出来事を、まるで日本のプロ野球の話をするように互いに交換し合っている」と雀部くんが指摘をする。
それで僕は、雀部くん(ホントは山本君だけどね)がまともな人間だとわかった。
いろいろ話をして盛り上がりそのまま夜の11時まで店にいた。
店じまいだと追い出されて、彼と別れた。
http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20091120