Q19:みどくつさんの本が出ましたが、みどくつさんは、出版前、どのように考えていましたか? |next||back||faqlist|

A19:(これは、「間違いだらけの海外個人旅行」の出版話が来る前に、僕が考えていたことです)

残念ですが、僕の書いたものをまとめた一冊の本というものは、まだ存在しません
びっくりするでしょ?
日本の出版業界の、レベルの低さに!

だって、僕は、本当に(世界一周旅行を含めて)世界100カ国以上を旅行していて、しかも、猛烈に頭がいい。
知的ユーモアと、下品なシモネタが同居する文章は非常に個性的で、熱烈なファンも多い。
どの雑誌にも紹介されてないのに、HPは大人気!

アメリカなら、僕の存在を知った出版エージェントが、われ先にと、前渡金を積んで、旅行記の出版契約をお願いしに来るに決まってますよ(ねー)。
旅行記の映画化権だって、早い者勝ちなんだよ。

それも全く理解していない馬鹿ぞろい。
まだまだ、日本は遅れてますね(そうそう)。

でも、「GON!」に一年間連載したエッセイは、このHPで読めます。
また、僕の個人誌「世界旅行者」#1〜#30のごく一部も、HPにアップしてあります。

実際、僕に対して、出版社からの問い合わせはいろいろとあります。
1996年には出版寸前まで行きました。
実は、1996年に二回目の世界一周旅行をした理由は、この出版のために、世界百カ国旅行という「ウリ」が必要だったからです。

また、さまざまな人脈から、本を出そうという話も、時々出ますが、僕は自分の納得の出来ない本を書くつもりはありません。
僕は、ありふれたエピソードしかないだらだらした旅行記や、自己満足の旅行自慢本や、嘘だらけの旅行テクニック本を書くつもりがないんですね。

僕が書くからには、日本社会を激震させる、革命的なベストセラーにならなければなりません。

僕にも、現代日本で、旅行に関しての真のベストセラーを書けるのは僕しかいないという使命感もあります。

ただ、ベストセラーを出すためには、出版社が出そうと思わなければならないんですね。

で、この出版社勤務のバブル入社中堅編集者諸君には、中途半端な海外放浪自慢がウリで入社した、決まりきったコンセプトで言い訳だけの仕事をしていればいい、というレベルの低い連中が多いんです。
僕の書くことは、こういうつまらない連中を徹底的に馬鹿にしますから、普通の編集者は、彼自身の存在を賭けてまで、僕の本を出そうという気になりません。
それが、なかなか僕の本が出ない理由です。

しかし、安心して下さい。
僕の本が出版されて、ベストセラーになることは、間違いありません。

問題なのは、それがいつになるかってことです。
ポコチンが立たなくなって、売れても、意味ないですからね。

で、どうしても読みたかったら、自分で出版社を作るくらいの覚悟はして欲しいです。
僕はそういう、行動力のある人が好きです。

→「ベストセラー企画書

Q20:「間違いだらけの海外個人旅行」って、どんな本なの?

A20:

「間違いだらけの海外個人旅行」は、基本的には、現代日本にはびこる、貧乏旅行、冒険旅行、海外放浪の幻想を、ひっくり返す本です。
ですから、長期旅行者にむやみにあこがれる、
旅行初心者に是非読んで欲しい本です。

この本を読んでいれば、旅先でどんな凄そうな旅行者に出会っても、その裏側、実態を知っているので、びくともせずに、簡単にあしらうことが出来ます。

簡単に言うと、長期旅行者なんかろくなものじゃない、ただの日本社会のオチコボレだ、と断言している本です。

ですから、旅行を本当に知っている人は、みんな納得してくれます。
ただ、「
よくここまで書けたなー」と、感心してくれます。

その上、著者の海外旅行の実体験が詰まっているので、この体験談を読むだけでも、とてもオトクです。
世界中どこでも、話のネタに困りません。

しかし、「間違いだらけの海外個人旅行」を、ただの実用本だと思って読むと、ちょっと違和感があるかもしれません。
この本は、実は、人生を深く考える、人生の指針となる、
哲学書なのです。

何度読んでも新しい、何度読んでも、読むたびにますます深いものが得られます。

癒し系の本として、10年、20年たったときに、再評価されることでしょう。
二冊買って、一冊は、今読まずに取っておいて、10年後に読み直すことをお勧めします。

三冊買って、一冊を10年後、一冊を20年後に読むと、もっといいですね。。

10冊買って、一冊を10年後、一冊を20年後、一冊を30年後、自分が死んでしまって読めないときは、お墓に入れて持っていくなり、子孫に伝えて、家宝として長く読みつづけることも出来ます。

たくさん買えば買うほど、御利益がある)という調査もあります(経済企画庁A氏の話)。

「間違いだらけの海外個人旅行」
ガイドブックで地球は歩けない!

旅行自慢はウソだらけ/
旅行業者は旅行を知らない/
日本人旅行者が詐欺にあうワケ/
海外で怒るときは日本語でバカヤローといえ、等々、
世界旅行者「みどりのくつした」こと西本健一郎が
はじめて明かす究極の海外旅行術!

定価:本体700円+税
ISBN4-7966-1849-X
発行:宝島社宝島社新書
著者:西本健一郎
2000年6月25日 第1刷発行
2000年7月13日 第2刷発行

絶版になってない間は、近所の本屋さんに注文すれば、手数料無しで、定価で入手できます。インターネットで注文してもいいですよ(これは郵送料などかかります)。

絶版になって、入手困難な場合は、僕に個人的に連絡いただければ、特別に、本に自筆のサインを付けて、4000円(plus shipping & handling)以上で、お分けしてもいいです。

もちろん、買えば買うほど御利益があるのは、印税で儲かる僕のことですが。

第二弾「これが正しい海外個人旅行」と合わせて読むと、ぐっと理解が深まりますよ。

Q21:世界旅行教とはなんですか?

A21:

世界旅行者である僕は、世界を旅しながら、世界中の、遺跡、廃虚、寺院、神殿、教会、神社など、行く所すべてで、見境なく、片っ端に祈りつづけてきました。

すると、神の声が、直接に僕に届くようになりました。

これを「天声」といい、僕の語ることは、世界の「定説」と呼ばれています。

実は、僕の著作「間違いだらけの海外個人旅行」は、世界旅行教のバイブルなのです。

信者は、まず、「間違いだらけの海外個人旅行」を購入して、何度も読み返し、友人、知人、親戚にたくさん買わせることから、修行が始まります。

Q22:世界旅行主義革命って、格好いいですね。

A22:

1970年代以降、「革命」は「チョーカッコワルイ」、「なーにそれわかんなーい」ものでしたが、「世界旅行主義」によると、すべては輪廻転生を繰り返し、流行はまた戻ってくるものです。

そろそろ、革命も再流行すると予想されます。

しかし、革命も、時代に合ったものに変質しなければなりません。

最近の日本の流れは、努力はいや、海外旅行大好き、セックス大好き、というものですから、それを全面的に肯定するような、革命が必要なのです。

そもそも革命とは、古い社会行動規範が、現実に合致しなくなって、その矛盾を解決するために、社会が自然に要求する、進化なのですから。

ですから、世界旅行主義革命では、「援助交際国家論」に基づいて、セックスを基本にした社会を構築することを目指します。

人間は、生まれた以上、飲んで、食って、セックスする権利を持っています。
これを、基本的人権といいます。

飲む権利、食う権利は、近所のコンビニに行けば、比較的容易に行使できます。
ところで、現在の社会で、とても重要でありながら、軽視され、無視され、黙殺されているのが、セックスする権利です。

誰でも、好きなときに、好きなだけ、セックスできる社会こそ、みんなの求める社会ではないでしょうか?

特に、社会的セックス弱者である、高年齢者、身体障害者、包茎短小早漏人間、話が面白くなくてモテない男性、なども平等にセックスが楽しめるような、すべての人間に国家がセックスを保証するうれしい社会を求めて、根本的な社会変革が必要です。

これが、みんなが、期待する世界旅行主義革命なのです。

Q23作家として、一番大切に考えていることはなんですか?

A23:

作家として、一番大切に考えていることは、当然、売り上げ部数です。
売れなければ、出版社に悪いです。
それに、印税が少なく、金が儲からないなら、本を出す意味がありません。
だって、商売なんですから。

また、売り上げを上げるためには、自分の考えをそのまま書いては駄目です。
自分の考えを書いて金もうけをするなんて、傲慢です。
ですから、読者の気持ちを第一に考えて、自分の意見を出さず、ひたすら、
読者が喜ぶような本にすることです。

人が本を買う目的は、その本を読んで、キモチイイ時間を過ごすためです。
ですから、まず
面白くなければなりません。
面白さにもいろいろありますから、
知的に面白く、且つ、シモネタも入れて、下品さも混ぜます。
すると、知的レベルの高い人にも、低い人にも、どちらにも喜んでいただける本が書けるわけです。

中には僕の本を読んで怒る人がいますが、そういう人は、読むのを止めることをオススメします。
お金にもならないのに、他人の本を読んで、怒ってるのでは、健康にも悪いし、丸損ですよ。

それに、いくら僕でも、100パーセントの人を満足させることは出来ませんからね。

Q24:海外旅行評論家としての活動は、どうしていますか?

A24:

実は僕が本当にやりたい活動は、プロとしての海外旅行評論活動なんです。

これをやると、海外リゾートなどに招待されて、接待を受けられます。
それで、僕がそのリゾートを誉めて、遊んで、金も儲かるという、ステキな職業です。

もちろん、旅行ガイドブック、旅行記などの本についても、批評をしますが、本の著者から評論家に支払われる批評料金によって、誉め方にランクがあります。

ただ、まだ、実際の活動は、金ももらわずに、自分で勝手に、タダで、評論しているわけですが、これはアマチュアの仕事です。
プロの海外旅行評論家になると、最初から金が動かないと、批評なんかしません。

Q25:「これが正しい海外個人旅行」って、どんな本なの?

A25:

「間違いだらけの海外個人旅行」に続く第二弾、「これが正しい海外個人旅行」は、基本的には、「間違いだらけの海外個人旅行」の応用編として、書きました。

「これが正しい海外個人旅行」では、「間違いだらけの海外個人旅行」のたくさんの旅行格言を、実際の旅行の中で、旅の現実に、次々と応用して、旅を続けていきます。

「間違いだらけの海外個人旅行」が旅行初心者向けに旅行経験者にとっては常識のことを説明紹介しているのに対して、「これが正しい海外個人旅行」は旅行経験豊富で、知的な人に対して、新しい旅行を提案している本です。

「これが正しい海外個人旅行」には、一歩進んで、パスポートについての非常に細かいウンチク、難しいビザの(海外、日本国内での)取り方、海外の国境の越え方、出国切符問題、入国拒否問題、インターネットの使い方(役立つサイトの紹介)等々、旅行経験者が常々悩んでいる問題への、明確な回答があります。

ですから、一般人は、まず「間違いだらけの海外個人旅行」を読んで、旅行経験を積んで、そのあとで「これが正しい海外個人旅行」を読まれるようにアドバイスしておきます。

「これが正しい海外個人旅行」は、安くてキモチイイ旅を通して、旅行者の人生そのものを問い直す、とても哲学的な本です。
理解できない人は、金庫に仕舞っておいて、十年後にもう一度読み直すと、理解できるかもしれません。

また、具体的には、「これが正しい海外個人旅行」を読めば、それだけで、タイから陸路国境越えしてラオスへ入り、首都ビエンチャンから、ルアンプラバンへ進み、そこでボランティアが出来る情報が詰まっています。
さらには、バンコクで、のんびりゆったりと過ごす方法もあります。

つまり、知的にも深く、すぐに役に立つ、とてもオトクな本です。

さらには、「これが正しい海外個人旅行」には、20枚以上の豊富な写真が掲載され、著者自身のいろんなポーズの写真も8枚もあって、ファンの人にとっては写真集としても楽しめるのがうれしいところです。

「これが正しい海外個人旅行」

「貧乏旅行」から「安くてリッチな旅」
キモチイイ旅の技術、大公開!

僕は地図もガイドブックも持たず、ビザも用意せず、
最初の夜の一泊を除いてホテルも飛行機も列車も予約せずに、
旅に出た。それでもなんとかなったし、それのほうが
面白かったみたいだ。
旅はでたとこまかせがキモチイイ。
(第三章・メコンを越えてラオスへ、より)

定価:本体700円+税
ISBN4-7966-2003-6
発行:宝島社宝島社新書
著者:西本健一郎
2000年11月24日 第1刷発行(11月10日発売)

Q26:みどくつさんにe-mailを送ったのに返事がありませんが…。

A26:

僕は、友達や仕事関係のe-mailは一応読んで、適切な処理をする(返事が必要な場合は返事をする)ことを、心がけています(でも、しないことも多いけど)。
ですから、そのe-mailは、僕の知らない人からの、ファンレターや旅行、その他についての質問だと考えられます。

僕にファンレターや旅行の問い合わせのe-mailを送って返事がない場合、3つの可能性が考えられます。

一つは、僕が全くe-mailを読んでない場合です。
僕は知らない人から送られたe-mailを、一つ一つ、全部読むことはありません。

e-mailの数が多い日は、知人からのe-mailを除いて、残りは全く読まないままで、えいやっ!と、ひとまとめに全部削除してしまうことも、よくあります。
運悪く、そういう日にぶつかった場合、読んでないので、当然返事は書けません。

次は、読んだとしても、e-mailの内容が、つまらないもの。

特に旅行関連の質問に多いのですが、例えば「アメリカの観光ビザを取ったそうですが、どのようにして取ったのか教えて下さい」などの、ただ厚かましいもの。
こんなe-mailに、金ももらわないのに、親切に返事を書くと思っている方がおかしいですね。

でも、これでも、「自分では、こう考えて、こういう書類を揃えましたが、ビザを拒否されました。どこが悪いのでしょう?」など、自分の体験でも書いてあれば、僕のネタにもなるので、返事を書くかもしれません(書かないかもしれませんが)。
e-mailを書くときは、相手に情報を与えるなど、受け取り手の利益になるようにしないと、返事は来ないものです。

三つ目の理由は、返事をしようとは思ったが、気の利いた返事を考えるのが面倒になって、放ったままになっているものです。
これは、なかなか内容もある、面白いe-mailが多いですね。

僕は、ものすごくサービス精神があるので、面白いe-mailへの返事は、もちろん、できるだけ面白く書こうと思うのですが、それも、なかなか疲れます。
それで、返事をしようと思いながら、結果的に返事を書かない場合もあります。

というわけで、僕からのe-mailが届かない場合、「読んでない」「面白くない」「面白い」の三つの場合があることを、ご了承ください。

Q27:HPの掲示板復活はありますか?また、掲示板についてどう考えていますか?

A27:

「チョー百カ国世界旅行者みどりのくつしたの部屋」の掲示板復活は、今のところ考えていません。

もともとHPにくっついた掲示板とは、書き込みの多さ、多様さなどを見せて、そのHPにいろんな人が来ている、人気があるということを、アクセスした人に知らせるために、見せびらかすために、存在しています

さらに、掲示板の書き込みにいちいち返事をすることで、御得意さんを作って、アクセスを上げ、名前を売るわけですね。
逆に名前を売れば、アクセスが増える。

つまり、掲示板とは、単純に、HPの宣伝(=自分の宣伝)のために存在するわけです。

ところが、僕のHPの場合、僕自身がチョー百カ国世界旅行者として、もともと有名で、本も出版していて、日本のインターネットや旅行者業界では、知らない人はいません。

ということは、これ以上宣伝する意味がない。
ですから、掲示板は、復活しても、自分の時間が取られるだけですから、掲示板の復活はありません。

A27(b):

僕は、インターネットの掲示板というものは、多様な意見や情報を交換し、その積み重ねをして、みんなが利益を得られるようにすること、に意味があると考えています。

しかしもちろん、現在のインターネットには、そんな役に立つようなものは、どこにもありません。
海外旅行関連の掲示板では、情報を持たない人たちが、聞きかじったり、ガイドブックで読んだ、手垢のついた話を、ぐるぐる回しているだけです。

それでも、話が面白ければいいのですが、インターネットの掲示板にしか自分の話を書けない人というのは、現実生活で、魅力がなく、友達のいない、寂しい人ばかりです。
ですから、そこにあるのは、知的レベルの低い人たちの、愚痴と、つまらない見栄の張り合いだけです(これはこれで、馬鹿馬鹿しくて、面白いですが、いつも同じなのですぐに飽きますね)。

ま、それが、個性を寄ってたかって潰しあってきた、農耕民族、面白くないので、世界から相手にされなくなっている、日本人というものの、本質なんですけどね(笑)。

ですから、掲示板にある発言は、ほとんどが無意味、無価値なものです。
ということは当然、僕は掲示板の、他人の発言を、基本的に、読んでません。
自分の発言をしても、それについてのコメントを読むこともほとんどありません。

掲示板は、本来の掲示板機能、つまり、言いっぱなし、書きっぱなしと限ることで、意味を持つでしょう。

これからのインターネットは、放送局になって行くと思います。