ガンガ(ガンジス川)の「ダシャーシュワメードガート(Dasaswamedh Ghat)」へ一人で行って、沐浴するが、防水カメラが…(涙)@バラナシ/インド
この機会を利用して、海外の地名表記について、書いておきます。
海外旅行の話を書くときは、地名をどう書くかが、問題になる。
バラナシのガンガにある、有名な「ダシャーシュワメードガート」については、英語表記が複数あります。
「Dashashwamedh Ghat」と「Dasaswamedh Ghat」が、主な二つの表記です。
Googleで検索すると、「Dasaswamedh Ghat」の方が、倍くらい多いようです。
また、「Lonely Planet India」でも、「Dasaswamedh Ghat」の方を使ってますから、ここではそちらを使います。
日本語表記については、「ダシャーシュワメードガート」「ダシャシュワメードガート」などがあります。
グーグル検索しても、同じ程度引っかかります。
ですから、「地球の歩き方」の表記にしたがって、ここでは「ダシャーシュワメードガート」にしておきます。
バラナシ」についても、英語だと「ベナレス」で通じますし、「バラーナス」「ヴァーラーナスィー」など、いろんな表記があります。
旅行記を読むときも書くときも、表記がごたごたしているのは、問題ですね。
まあ、特に「地球の歩き方」が、権威も何もないのに、海外の地名を、勝手に表記を変えているのが問題だと思います。
だが、みんなが使い出せば、それが正しく(標準)になるものです。
日本語の表記は英語に比べれば、実質的にはどうでもいいので、適当に考えてください。
ここまでは、日本語および英語の地名表記について考えてきました。

僕は、バラナシに着いた翌早朝、ガンガ(ガンジス川)のモーニングツアーに参加した。
ツアーから戻って、泊まっている「トラベラーズロッジ」の部屋で、すこし休んだあと、また、ガンガへ向かった。
バラナシでは見るべきものは、基本的には、ガンガだけ。
ガンガの夜明けは、これは名物で、そのためのツアーに参加したわけだ。
しかし、夜明けのガンガだけでは、まだまだ不足している。
もちろん、1人でガンガの川岸を歩いてみたいもの。
自分ひとりで、ツーリストバンガロー前で客待ちをしていた、オートリキシャーに乗り込む。
これが、ツーリストバンガローからガンガへ、全く行ったことがないなら、僕は慎重なので、一人で乗ったりしない。
今朝、ツアーでガンガへ行って、また戻ってきた経験があるから、土地勘がある。
だからやれることなんだね。
インドに限らず、海外個人旅行では、とにかく初めてのことをやるときは、慎重にした方がいい。
僕は、ツーリストバンガロー前からガンガへ、1人でオートリキシャーに乗った。
この「ツーリストバンガロー」の場所だが、今でも存在していて、バラナシ鉄道駅(VARANASI JUNCTION)のすぐ近くだ。
ただ、ガンガへは、3キロほどあるので、歩いていくのはちょっと遠い。
だから、ツーリストバンガローからガンガへ出るには、オートリキシャーは必ず使うものでした。
道は単純だから、一度わかれば、迷うことはない。
ガイドブックの地図を見ながら、オートリキシャーに乗れば、オートリキシャーが、道をわざと間違えることはない。
とにかくインドは、不安な様子をしていれば、必ず騙されるところだからね。
オートリキシャーは、無事、ダシャーシュワメードガート近くに着く。
僕は、ガートへ歩いていく。
ところで、いま思い出したのだが、ガートの手前に、髭剃り屋さんがずらりと並んでした。
かみそりを手にして、客のひげをそるだけ。
それは、インドではカーストが細かく分かれていて、ひげそりのカーストが存在するからだろうと思った。
そこで、多分、沐浴の前だったと思うが(沐浴のあとだったかもしれないが)声をかけて、ひげを剃ってもらった。
これをはっきりと記憶しているのは、ひげを剃ってもらっているとき、写真を撮ったからだ。
前にも書いたが、僕は、この最初のインド旅行では、ネパールに入ってからバラナシに到着するまで、ひげを剃らなかったからね。
ひげを剃った後、ダシャーシュワメードガートでガンガに入ることに決めた。
子供も、大人も、インドの人が沐浴をしていたからね。
突然思い立ったことなので、水着は持ってきてなかった。
ただ、インドの人も、普通の下着のパンツでガンガに入っているので、僕も下着のパンツ一枚になって、川に入った。
頭まで水にザブンと浸かって、インド人のおじさんに、持っていたカメラで写真を撮ってもらう。
「カメラが壊れるよ」と言われたが、僕のカメラは「防水カメラ」だったので、「ウォータープルーフ!」と言って、ガンガの水に漬けた。
でももちろん、このカメラは、軽く防水になっているだけで、本格的な防水機能はついてなかった。
というわけで、このあと、スリランカのヒッカドゥアビーチに行ったころは、見事に壊れてました(涙)。
馬鹿だなー。
でも、僕は結構思い込みが激しいので、こんなことはよくあるんだ。
僕はそのあと、平泳ぎ、クロールを形ばかりやりました。
しかし、バタフライは、もともとできないので、しませんでした。
ですから僕の場合、「ガンジス川で平泳ぎとクロール」。
今朝は、朝暗いうちからガンガモーニングツアーに参加して、そのあと、ガンガで沐浴するという大事業を成し遂げた。
もともと、ネパールのポカラから、インドのバラナシへの移動で、かなり疲れていた。
とっとと、安全清潔な、ツーリストバンガローへ行って、シャワーを浴びて、ベッドで本でも読みましょう。