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2002/11/15 図書館で不要本の「勝手に持ってけ!」をやってたので、何冊か持ってきました♪
たまたま今朝、近くの図書館へ寄ったら、不要本の「勝手に持ってけ!」をやってて何百冊も置いてあったので、3冊ばかりゲットしてきました。
そこに、旅行者業界ではひんしゅくものの戸井十月の本が何冊もあったのは、ハッタリだけでは誰も読まなくなったってことで、これはいい傾向だと思うよ(笑)。
戸井十月という嘘つきの書いた本は、中身がなくて、スッカラカンだから、もうすぐ誰も読まなくなると思うしさ。
他にも結構名前を知っている本があったが、タダでもわざわざ読もうとは思わない。
つまらない本を読むだけ、時間の無駄だからね。
昨日「本を読んで本当のことを言う人がいるんだなと感銘を受けました」とのe-mailをもらって、それで改めて自分の本の一部分をさっと見てみたが、確かに本当の正直な話がびっしりと書いてある。
図書館などにある、一般の旅行本はほとんど中身がなくて、目を覆うようないい加減なことを書いてあるが、それでも適当な時間つぶしに買う人もいるんだろうね。
僕の本のような本当に本物が本格的な大ベストセラーにならないのは、一般読者が理解できないほど、中身があるからなんだよなー。
でも、一冊買って感動して、つづけて三冊買う人が多いわけで、そういう本当に知的な、選ばれた人たちのためにも、書き続けなければならない使命があるんだろうなー(笑)。
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2002/11/20 昨日の「UFJ」と「みずほ」の株式掲示板(ヤフー)は、面白かったね(銀行業の終焉)。
インターネットはスッカラカンで本当に読むところがなくて、自分で気合を入れて特別になにかを調べようという以外は何の役にも立たない、と僕は昔から言ってきた。
でも昨日は、「UFJホールディングズ」と「みずほホールディングズ」が、ストップ安を記録して、その時のヤフーの株式掲示板をリアルタイムで読んでいると、売り手がはしゃいでいて、これはちょっと面白かったね。
ホーム>ビジネスと経済>金融と投資>株式>金融・保険業>銀行業→<UFJ> <みずほ>
でもまあ、日本の銀行員というのは、たいした仕事もせずに高い給料を受け取っている。
これは世界標準から見ておかしいわけだから、いずれは米国並に賃金は下がるだろうし、まそれ以前に、金融業としての銀行という存在自体も、終わっていくだろう。
というのは、金融業というのは典型的な「仲介業者」だからだね。
情報が自由に流通していくインターネット時代になれば、仲介業者はすべて淘汰される。
銀行業も、商社もその仲介業者だ。
仲介業で残るのは売春斡旋業くらいだろうが、僕が昔から言っているように、インターネットは売春を完全な個人営業にできる手段だよ。
インターネットによって、売春も直接流通するようになるだろうね。
そこで、インターネットプロバイダーはどうなるかというと、プロバイダー自体が社会的インフラストラクチャの一部となって、水道やガスや電気のようなものになるので、高収益企業とはならない。
ニフティなんかは、今日の朝から、僕のHPのカウンターが見えなくなったよ。
ニフティは昔はしょっちゅうこういういい加減なことをやっていた。
基本的なところでこういう風にいい加減だったら、プロバイダーとしては生き残れないよ。
だいたい、プロバイダーそのものを誰も欲していないんだからさ。
インターネットはただ接続する会社さえあればいいわけで、あとのいろんなコンテンツは、それ専用の会社がやればいいんで、プロバイダーがいろんなものに手を出して、資金を使っていると、見事に倒産と、こうなるわけだね(笑)。
ところで、ニフティが運用している僕のHPのカウンターは、今朝カウンターが消える前で「499,200 (49万9千2百)」だった。
昼間カウンターが動かなかったので、現在もたいして増えていないけどさ(笑)。
カウンターが止まらなければ、明日か明後日には「50万アクセス」突破するわけだね。
ニフティも、50万アクセス突破した僕のHPを紹介するくらいのことはしたらいいんじゃないかなー。
ま、そんなことをすれば、ニフティにあるエロサイトをみんな紹介しなければならなくなって、恥ずかしいだろうけどさ(笑)♪
2002/11/23 「世界旅行者の部屋」50万アクセス突破、感謝します♪
1998年6月27日にカウンターを設置して以来、人気爆発の「世界旅行者の部屋」は、2002年11月22日の朝、50万アクセスを突破しました♪
これも、日本のインターネットには珍しく知的レベルの高い世界旅行者ファンのみなみなさまのおかげと、心から感謝しています。
1998年にHPを作ったときは、たった1ページでしたが、そこからどんどん増築改築を重ね、自分自身でもどこがどうなっているかわからなくなっている状態ですが、それはそれで迷宮探検みたいで読者の皆さんには楽しんでいただけると思います。
最初のころはコンテンツが少なくて、それでも「一晩かけて全部読みました♪すごいです!」というe-mailをよくもらったものです。
今では、「一週間かかっても読み終わりません。読み始めたら止まらなくて、とうとう会社を辞めてしまいました」という人も多いようです。
また、途中で本を出版しはじめたので、「間違いだらけの海外個人旅行」「これが正しい海外個人旅行」「大人の海外個人旅行」の内容説明や、本を出すまでの記録や、出版後の話もたくさんあります。
世界旅行者協会のHPもリンクしてありますが、最近「みどくつFANくらぶ」も設置しました。
海外旅行で出会った人との連絡も取れていますから、「海外旅行の話は世界旅行者さんに聞け!」という話が、マスコミ界、出版界、旅行者業界、旅行業界にどんどん広まっています。
これからは、ますます発展していきますから、いつまでも無視していると、大恥をかきますよ。
テレビ出演、ラジオ出演、雑誌へのコラム連載などのお話、講演依頼、美女からのお誘いなど、恥ずかしがらずに、どんどん声をかけてくださいねっ♪
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2002/11/26 あすは特別な日なので、自分に「ごほうび」をあげるつもりです。
あすは僕にとって特別な日なので、自分に「ごほうび」をあげるつもりです。
それは、ちょっと前に見つけていて、ちょっと高価だし、本格的なベストセラー作家でもないし、テレビレギュラーもないいまの僕にとっては分不相応かな…、と思っていたものですが。
ふふっ♪
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2002/11/28 「50万アクセス突破お祝い」「誕生日お祝い」のe-mail、ありがとうございました♪
「50万アクセス突破お祝い」のe-mailをいくつかもらった(「みどくつFANくらぶ」に書き込んでくれた人もいるけどね)。
「50万突破はすごいですねー!」というのが、共通に書いてあることだけれども、まあ、確かにすごいよね。
いまは、個人のHPなんか、ほとんどアクセスがないわけで、ヌードなしにアクセスを稼げるのは、日本中で僕くらいのものだよ。
ニフティもHPのコンテストをやったりしてるけど、見掛けだけきれいで中身スカスカのHPを選んでいるようでは先がないね。
ウェブサイトというものの価値は(もし価値があるとしてだけどさ)、そこにどれだけ、オリジナルな情報、独創的な思想が存在するか、それが一番なんだから。
こういう基本がわかってないから、ニフティはダメだって言うんだよ。
でもまあ、僕の熱烈なファンがいるのだろうね。
ざっくばらんに言うと、僕が読者なら、このサイトにアクセスしないもの(笑)。
長い文章を、インターネット上で読むのは非常に疲れるからね。
だから、僕だったらもちろん本は買うけれども、毎日アクセスしたりはしないと思うよ(毎日更新しているわけでもないしね)。
ということは、毎日、少なくとも500程度のアクセスがある理由は、ものすごいファンだらけだということだろう。
それでいて、デートをしてください、お付き合いしてください、会ってお話してください、というe-mailが多くないのはなぜだろう?
その理由は、インターネットを無駄にやってるってことだよ!
人間はね、考えてばかりいても仕方ないんだ。
いつかは死んじゃうんだから。
人間の死亡率は100パーセントだ(by 綾小路きみまろ)。
だから、恥ずかしがらずに、世界旅行者先生と会って、貴重なお話を聞けばいいんだよ。
ビールさえ飲ませればご機嫌で、結構安く上がるんだからね。
それから、僕の「誕生日お祝い」のe-mailもいただきました。
僕の本のニセ学生証の生年月日でわかった人もいたようだ。
実は、誰かと会おうかとも思ったのだけど、女の子と会うと、いろいろ気を使ってしまうので、一人で祝いました。
自分へのプレゼントとして、ちょっと高かったけど「きららかおり」のDVDを買っちゃった♪
s
2002/11/29 紀伊国屋書店の棚に「大人の海外個人旅行」3冊の謎??
世界一周旅行から帰ってきた友人との待ち合わせで、昨日、新宿紀伊国屋本店に行って、ついでに僕の本があるかどうかチェックしたら、「間違いだらけの海外個人旅行」「これが正しい海外個人旅行」「大人の海外個人旅行」がきれいに並んでいた。
で、うれしいかというと、うれしさ半分、悲しさ半分なんだ。
まだ僕の本が売れ残ってるんだからね。
特に、「間違いだらけの海外個人旅行」は伝説の幻の本なんだから、あってもらっちゃ困るんだけどなー。
ところで、紀伊国屋書店二階の宝島社新書のコーナーには、本が2冊づつきれいに並べてある。
だから、「間違いだらけの海外個人旅行」が2冊、「これが正しい海外個人旅行」が2冊あるのはわかるんだけれど、この棚で「大人の海外個人旅行」だけが3冊置いてあったんだよね。
不思議だなー。
誰か万引きした後で、戻したのかな?
それとも、確実に毎日3冊売れるので、そして、毎日、客から『大人の海外個人旅行』はどこにあるんですか〜? と聞かれるので、最初から3冊置いてあるのかな??
そういう想いを抱きましたとさ。
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2002/12/05 「みどくつFANくらぶ」にもさとみちゃんが戻ってきたけど、忘年会もやる気ないし、あまり変化ないなー。
「みどくつFANくらぶ」の管理人さとみちゃんのコンピューターが壊れちゃってしばらく連絡が取れてなかったんだけれど、新しいのを買ったので、戻ってきました。
そのせいか、さいきんちょっとアクセス数もカキコも伸びてますよっ♪
でもまあ、忘年会をやる気力もないし、だらーんだね。
女の子から連絡みたいなものは適当にあるんだけれど、「おごってあげるから会ってください!」みたいな、僕が会いたいと思わせるような、はっきりしたものがないんだよなー。
そういえば、「テレビ出演お願いします」「雑誌のエッセイ連載お願いします」もないしなー。
きれいな女の子からの「セックスしてください、お願いします」も、最近ないよなー。
世界旅行者というのは自分から努力はしないものなんだからさ、そこのところよーく考えて、そちらから提案してくれないと、何も面白いことは起きないんだから、みなさん、自分から進んで努力してくださいねっ!
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2002/12/11 新宿紀伊国屋書店は、クリスマスや年末年始のプレゼント用に、世界旅行者の本をぜんぶ揃えてみなさんを待っていますっ♪
ちょっと人と会うついでに、また新宿へ行って、紀伊国屋書店の僕の本をチェックしてみました。
東口の本店の2階の宝島社新書コーナーに「間違いだらけの海外個人旅行」「これが正しい海外個人旅行」「大人の海外個人旅行」の3冊がぜんぶ揃ってたけど、7階の旅行書コーナーには「大人の海外個人旅行」だけでした。
南口店では、新書コーナーに三種類揃っていて、旅行書コーナーには「大人の海外個人旅行」が4冊もまとめて置いてありました。
これは、これからのクリスマスシーズン、年末年始のお年玉用に、そろえてあるのだ(と、思う)。
わざわざ新宿まで行けない人は、全国主要都市にある紀伊国屋書店にあると思うし、なければすぐに取り寄せてくれます。
もちろん、紀伊国屋書店のウェブサイトでも注文できますから、是非ご利用ください。
年末年始の海外旅行に持っていくと、旅先でとっても役に立ちますし、機内に持ち込めば、飛行機の中でも時間を忘れて過ごせます。
成田空港の書店でも、たぶん「大人の海外個人旅行」は売ってると思います(夏は売ってありました♪)が、いまが、簡単にぜんぶそろえるチャンスかもしれません。
使い方の注意を一つ。
恋人同士で新宿の高層ホテルのダブルベッドに入ったときに読み始めると、大事なことを忘れて本に読み入ってしまいますから、セックスの前、最中には読まないように。
セックスの後に読むようにしてくださいね。
だって、僕の本を読んだら、セックスする前に、海外個人旅行に出たくなっちゃうからさ(うふっ)。
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2002/12/14 銀座近藤書店に「間違いだらけの海外個人旅行」をまた発見して、うれしくなりましたよっ♪
昨日ちょっと用事があって、銀座のシティバンクへ行ってきた。
そこで、今年の夏からシティバンク発行のT/Cは全部アメックスになったという情報を入手。。
さらに聞くと、カウンターの女性は「アメックスですから、ヨーロッパのアメックスオフィスでは、手数料無料で現金化できます」とのこと。
実は最近、ヨーロッパでのトラベラーズチェックの使い勝手の悪さがあちこちで流れていたので、それが本当かどうか、いろいろ考えていた。
そこで即座に結論が出たのだが、「ヨーロッパに行くときは、シティバンクに口座を作って、日本円をユーロのT/Cにして、ヨーロッパのアメックスオフィスでユーロの現金にすると、一番有利だ」ということ。
しかし、完全無欠でも、理論だけではダメだ。
だれか、これをやってみて、正しいかどうか報告ください♪
そのあと銀座近藤書店へ寄ると、2階に僕の「間違いだらけの海外個人旅行」と「大人の海外個人旅行」が一冊ずつ置いてあった。
昔は近藤書店は、僕の本を書棚から切らさないように並べていたんだけれど、この前寄ったときは置いてなかったんだよ(涙)。
それをまた近藤書店で見つけたということは、銀座OLさんや銀座ホステスさんの間で、世界旅行者の人気が大爆発して継続中!っていうことで、これはうれしかったねー。
僕の本は、正直、読者の頭がよくないと読んでも面白くないので、ベストセラーにはなりにくいんだけれど、美女に人気があれば、それだけでもいいさ。
美人OLさん、美人銀座ホステスさんからの連絡も待ってますよーっ♪
2002/12/19 海外旅行とインターネットについてまとめてみました。
前々から、海外旅行のいろいろな問題をまとめておかなければいけないと思っていましたが、延び延びになっていました。
最近、NYにいる僕の友人の美人女子大学院生が米国のビザについてインターネットで検索をかけた感想として、「西本さんのサイトが引っかかりました。冗談書くだけじゃなくて、社会にも貢献しているのね(うふっ♪)」という連絡をもらい、「そーか、僕のHPは、真実を追い求める人たちや、社会一般の人たちの役に立っているのだなー!」と、あらためて考えました。
また、インターネットにある様々な掲示板、会議室で質問に出ることが同じことの繰り返しなので、自分でも考え方を整理しておいた方がいいとずーット考えていました。
そこで、先日、「国際キャッシュカード」についてまとめました。
今回「海外旅行とインターネット」について、軽くまとめてみました。
参考にしてください。
本来は、これに僕自身の旅先での個人的な経験談が入って、面白おかしい文章になるのですが、それをやる前に材料として、とにかく情報だけ一つにしておこうという意図です。
あと、海外旅行とお金の持ち方などを次々に整理して、僕のサイトを見れば、海外旅行のことがすべてわかるようにしたいと思います。
なにかご意見ご感想、付け加えること、間違いなどを発見したら、どうか知らせてね♪
2002/12/20 トラベラーズチェック再発行の注意点についてまとめました。
トラベラーズチェックは、まあ、普通は、紛失盗難の場合に、すぐに再発行してもらえる。
でも、絶対というわけではない。
そこを考えて、「トラベラーズチェック再発行の注意点」としてまとめてみました。
ただ、これは、僕個人の解釈なので、内容について責任はもてません。
ただ単純に、「いろいろ落とし穴があるから、注意しておいた方がいいよ」という意味です。
普通は、何の問題もなく、すぐに再発行されるものです。
ただこれを書いておかないと、トラベラーズチェックの話をするときに、説明不足になると思ったのでね。
2002/12/21 「トラベラーズチェックの使い方」をまとめました。
「トラベラーズチェックの使い方」をまとめました。
これがまとまったのは、ヨーロッパでのユーロのT/Cが使いにくい(両替手数料が高い)という話が広まっていて、それについて一応の解決を見たからだ。
僕は海外個人旅行にはT/Cがいいという考え方なのだが、それは、長期の旅行になると、クレジットカードや国際キャッシュカードの不正請求や不正使用をチェックできないからだ。
「国際キャッシュカードの使い方」についてはすでにまとめているので、次に「クレジットカードの使い方」をまとめて、その後「海外旅行への金の持って行き方」を書けば、海外旅行を考える人たちへの社会的貢献となるでしょうね。
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2002/12/22 「人間を幸福にしない日本というシステム」を読みました。
「人間を幸福にしない日本というシステム」 The False Realities of A Politicized Society

Karel Van Wolferen(カレル・ヴァン・ウォルフレン)
定価1800円(本体1748円)
毎日新聞社
1994年11月30日初版発行
ISBN4-620-31019-0

ウォルフレンは、世界的ベストセラー「日本/権力構造の謎」(The Enigma of Japanese Power)1989の著者
この本は1994年、8年前に出版されているが、改めて読むと、日本を正確に分析していることがわかる。

>>日本は官僚と大企業の経営者が結託した管理者たち(administrators)と、情報を与えられないまますべて「しかたがない」と素直に従う無知な大衆によって成立している。

>>日本の多くの知識人は管理者たちに誘い込まれて、既成秩序の宣伝活動をさせられている。

>>日本のメディアは「タテマエ」という表向きのリアリティを「管理」するためのつゆ払いである。
結局、官僚が日本の支配者で、経済界と結託している。
だから、不良債権の処理は無知な一般大衆の税金で尻拭いをして、官僚も大企業の経営者たちも生き延びようと必死だ。
官僚組織に手を突っ込んだ政治家は、田中真紀子も官僚組織の一員である、検察によって排除された。
これから類推すると、竹中大臣が、経済評論家マスコミから袋叩きにあっているのは、評論家マスコミが高級官僚、大企業経営者を中心とした支配層、すなわち「管理者たち」の手先だから、なんだね。
うーん、明快だ!
この分析は正しいと思うよ。
ただ、分析は正しいとして、その処方箋、それでは日本の大衆はどうしたらいいかというと、急に抽象的にわけがわからなくなる。
日本の思想的中産階級は、無力の中でそれを悟ってしまっていて、「しかたない」と、日本を諦めている。
だから、救うまでもない、すでに日本は終わっているんだよ。
これは、僕の「大人の海外個人旅行」の26ページにも書いてあるんだけどね。
というのは、ほとんどの人は理解できないんだけれどね、「大人の海外個人旅行」は、実は思想書、哲学書なんだよなー。
2002/12/23 「悲劇の将軍」を読んだら、日本人は宴会とセックスが大好きなだけ、と再確認できたね(涙)。
「悲劇の将軍」山下泰文・本間雅晴
今 日出海(こん・ひでみ)著
1988年10月10日発行(原著は1952年文藝春秋社から発行)
中央公論社/中公文庫
ISBN4-12-201559-6
この本はもともと文藝春秋社から昭和27年(1952年)に出版されたものの文庫化だ。
今日出海は、直木賞作家、初代文化庁長官(1968)
太平洋戦争が始まる直前、昭和16年11月(太平洋戦争開始直前)に徴用を受けて報道班員として一年間マニラに滞在。再度、昭和19年(1944年)12月フィリピンに渡り、敗走する日本軍とともに5ヶ月間山中を放浪後台湾に脱出した。
僕が興味深いと思ったのは、昭和19年にマニラへ戻ったときの著者の感想。
ここでも日本軍は、米軍の攻勢に対して何の準備もせずに、宴会をやって女とセックスをしていたという記述だね。
>>毎夜酒と女にただれていては軍紀の弛緩するのは当然である。軍司令官が女を囲っていては将校兵隊が武備を怠るのも無理はない。
>>内地からは慰安婦と称する売笑婦が送られてくるし、大阪風の大カフェができ、女給群がはるばる海を渡って到着する。
>>相当の位置にある軍人はかって持ったこともない機密費を当てがわれ、かって味わったこともない生活に恒心を失い、ただれた日々を送っているものが多かった。
いろいろな戦争記録を読むと、帝国海軍の海の根拠地トラックには海軍御用達の料亭、売春宿があったし、ビルマでも高級将校は芸者を揚げて酒ばかり飲んでいたそうだ。
中国なんかになると、言うまでもない。
つまり、日本軍の高級将校連中は、戦争中に、戦争のことはまじめに考えずに、毎日酒を飲んでセックスしていたんだよ。
それでいて、純粋な若者を特攻隊に組織して、殺していったんだ。
僕が思うのは、だから戦争に負けたのだというのではない。
思うのは、まあ、日本人って、偉くなったって、考えることは、宴会してセックスすることだけだってことね。
逆に言うと、宴会とセックスをするために偉くなる、ともいえるだろう。
ま、それは、日本のことなど真剣に考えないまま、現在の日本の支配層(管理人たち)がやっていることなんだけどさ。
いや、正直な話、高級官僚になれば宴会続きで女も不自由しないとわかってたら、僕は絶対に官僚になっていただろうね。
大学時代は、そういうちゃんとした就職情報がなかったんだよなー(失敗したな…)。
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2002/12/24 Merry Christmas!
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s世界旅行者ファンの皆様へ♪
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クリスマスおめでとうございます!
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2002/12/27 「日本軍閥暗闘史」を読む。
「日本軍閥暗闘史」
田中隆吉 著
中公文庫
ISBN4-12-201500-6
1988年3月10日発行 (元は、1947年1月清和堂書店刊)
定価320円
田中隆吉は、もと陸軍省兵務局長、極東国際軍事裁判において国際検事団の協力者として、自己の先輩・同僚を次々に告発した。
この本では、陸軍統制派が日本をどのようにして、太平洋戦争に持って行ったかが、描かれる。
>>故に軍人が政治に足を踏み込むことは、あたかも商売女のために童貞を失える青年に等しい。
>>ある消息通は、東条軍閥は憲兵をもって興り、憲兵をもって滅びたと酷評した。まさにしかり、東条氏は憲兵万能の権力主義者であった。
>>いわゆる指導階級の間には多くの黄金がバラ撒かれ、阿片のごとく彼らの良心を麻痺せしめた。
>>官僚は軍閥に追従することによって立身出世欲と物質欲を十二分に満たし、従順なる軍属的存在となった。
まあ、権力があれば金は自由になるし、そうなれば、官僚も、マスコミも自由に動かせて、国をどのようにも持っていけるという、いい例だね。
世界の他に民族には神があるから、人の心を簡単には動かせないが、日本人というのはただ宴会とセックスが大好きなのだから、金さえバラ撒けば、どのようにでも動かせるってことなんだね。
あと、東条首相については、「事実は無類のオッチョコチョイであり、ピエロ式の性格の持ち主であった」で、「統制派政治軍人の策謀に跳るロボットに過ぎなかったのである」とのこと。
この統制派軍人の本当の指導者は、武藤軍務局長であると指弾している。
東条英機については、昔から人格的には高い評価はないのが常識で、陸軍内部でも「上等兵」と悪口を言われていた。
どこかの国の総理大臣のと同じく、肝心なことはせずに一般大衆の人気取り(工場視察とか、庶民の生活視察とか)ばかりやっていた。
でも、時代がたつにしたがって、実像が忘れ去られ、数年前東条を褒め上げた映画が作られた(「プライド」だったっけ)。
時が過ぎてしまうと、偽りの人物像が大きくなるということはあるかもしれない。
2002/12/29 「The Lord of the Rings : The Two Towers(ロードオブザリング/二つの塔)」を見る。
12月24日、Universal City Walk にあるUniversal Studios Cinema で 「The Lord of the Rings : The Two Towers(ロードオブザリング/二つの塔)」を見た。料金は6ドル75セント。
ユニバーサルスタジオシネマでは、3つの館が、朝から10時、11時、12時、と時間をずらして上映している。
これに対して、「Harry Potter and The Chamber of Secrets(ハリーポッターと秘密の部屋)」は上映が1館だけだ。
僕としては、ハリーポッターがなぜ人気があるかわからない。
たぶん、いつもの日本人らしく、マスコミの宣伝に踊らされているだけだと思うけどね。
実は、ロードオブザリングも第一作の「Lord of the Rings: Fellowship of the Ring」から見ているが、正直言って筋がよくわからない(笑)。
筋がよくわからなくても、映画は映像さえ素晴らしければ、それでいいわけだ。
僕は第一作を見ていて、「こんな表現は、絶対に日本人にはできない…」と感じて、その文化の違いに怖くなったよ。
特別な感想としては、こんどの「二つの塔」では、樹の精が出てくるんだけれど、おそらくこれは、何種類も出してフィギュアとして大人気が出ることだろうね。
それで映画制作者は、ガッポリと金儲けだ。
しかしこのような「フィギュア集め」も、いずれはブームが去って、誰も見向きもしなくなるし、もちろん価値が上がったりすることは絶対にないから、やんないほうがいいと思うよ(笑)。
2002/12/30 「007 Die Another Day」を見ました。
北朝鮮が悪役になっているというので興味を持って、「007 Die Another Day」を見てきました。
同じところで見るのもアレなので(おいおい、アレってなんなんだよー)、16番のバスに乗って片道50分、ビバリーセンターのシネコンプレックスへ。
入場料は9ドルですが、平日の昼間なので6ドル。
日本も映画館の入場料を昼間くらい安くして欲しいよねー、デフレなんだしさ(そうそう)。
で、内容はというと、なかなかすごかったです。
北朝鮮の将軍の息子、つまり金正日役が高級外車を集めていたりして、ふむふむと納得するのですが、カッコいいんだなーこれが、白人顔になっちゃうし(これは映画の秘密ね)。
キューバのハバナの海岸通りが出てきてるんだけど、後ろの要塞もきれいに出てるから、本当にキューバで撮影したのかもしれない。
金もかかってるし、CGもフル活用で、映像がすごい。
もう、ここまでやらないと、世界では通用しないってことで、つまり、日本の中途半端なしょぼいアクション映画なんて、永久にダメってことね。
「007 Never Say Never Again」はベトナムが舞台だったわけだが、こんどは北朝鮮(特にDMZ)がテーマ。
ということは、次くらいはまた、日本が舞台にならないかな。
それで日本を取り上げるとしたら、テーマはセックス産業しかなかったりして、敵役は幼女ポルノの世界的な販売人かなんかだね(へへっ♪)。
2002/12/30 「自決」を読む。
「自決」…森近衛師団長刺殺事件
飯尾憲士 著
集英社
1000円
1982年8月10日発行
映画「日本の一番長い日」で有名な、終戦時の宮城占拠事件、近衛師団長森赳(もり・たけし)中将を、師団長室で殺害した事件の真相を追求する経過を描いた話(で殺害したのは、それまでの定説通り上原重太郎大尉だった)。
この本が面白いのは、陸軍の組織や、考え方、上下関係、などが複雑に絡み合っていて、それを調べる行為自体が、とっくに滅びてしまった陸軍の歴史に関係していることだね。
で、この本が書かれたときは、終戦後40年くらいたっていて、関係者は60歳から70歳だ。
それから、20年たった今では、この本でインタビューを受けた人も、ほとんどは生存していないだろう。
とすると、終戦時の若者が怒り、泣き、語り合い、真剣に命を懸けて悩んだことも、いつかはすべてが忘れ去られ、時の流れの中に消え去っていくってことだよね。
人間って、まあ、何があろうとも、すべては消え去っていくんだよ。
だから、考えても、悩んでも、たいした意味はないんだよ…。
2003/01/01 新年になったので、このサイトの構成を少し変えてみました。
2003年、明けましておめでとうございますーっ♪
新年を期して、前から気になっていたトップページのリンクを整理しました。
トップページにあった「質問:回答」や「英語」の入り口を、僕のプロフィールの下のほうへ移動して、「海外旅行の疑問をズバリ解決」というリンクを作りました(名前が長いので変えるかもしれませんが)。
日本語のインターネットのあちこちの海外旅行掲示板で問題になること、また「みどくつFANくらぶ」で質問を受けることも、結局いつも同じなんだよね。
で、日本の旅行本は旅行を知らない人たちが作っているので、それに答えられない。
そのうちに、旅行経験の少ない、頭の悪い、知的レベルの低い人たちが、間違った答えを広めてしまっている。
それって、とてもウザッタイよね。
だから、世界旅行者の責任として、僕が最終回答を与えなければいけない責任があるわけだが、それを本気で詳しく書いてしまうと、安ライター諸君にパクられてしまう(涙)。
日本ってさ、セコイ人たちの住む、セコイ国だよ♪
あとは、皆様待望の「世界旅行者・海外説教旅」を再開するつもりです。
ということで、今年もよろしくね。
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2003/01/06 海外旅行の質問は「みどくつFANくらぶ」へ書いてくださいね♪
新年になっていろいろとe-mailをもらっていますが、一つ一つ返事をするのも面倒なので、ここでもう一度書いておきます。
海外旅行関係の質問は、個人的には回答しません。
「みどくつFANくらぶ」に「世界旅行者に訊け」という掲示板がありますから、そちらへ書いてください。
興味深い質問ならばそちらで回答するか、サイトの中で回答するかします。
もちろん、e-mailがすごくおもしろかったり、新しい情報が詰まってたりしたら、それはそれで、ちゃんとした返事はしますよ♪
ということなので、よろしくおねがいしまーす。
2003/01/09 卒業旅行をどこに行こうか迷っている人は、まず「大人の海外個人旅行」を読んでくださいね。
そろそろ卒業旅行の時期になってきて、どこに行こうか迷っている人も多いようです。
僕の一押しは南米旅行ですが、それは、【ズバリ回答5】で説明してあります。
冬ですがヨーロッパ鉄道旅行もいいですし、米国をバスで一周するのも、アジアを横断するのもいいですね。
もちろん、卒業旅行の途中で就職を止めると決断して、中南米を縦断したり、世界一周してしまうのもアリです。
世界各地の旅行ルートを知りたいと思っても、本屋に並んでいるのは、中途半端なでっち上げ旅行本だけ。
しかし、中には本当に役に立つ本もあります。
それが、世界旅行者の「大人の海外個人旅行」ですが、この本には「世界中の旅行ルート」が実体験を基にして詳細に説明してあるばかりか、そのルートの所要時間まで書いてありますよっ♪
是非、参考にして卒業旅行を成功させてくださいね。
2003/01/10 「みどくつFANくらぶ」の案内を整理しました。
「みどくつFANくらぶ」は、2002年9月1日の発足以来、順調に参加者を増やして、興味深い発言もたくさんあります。
ただ、一度参加したのに、また入ろうとすると、ハンドルネームが表示されなくて参加していないと示されることがあるようです。
これは、msnコミュニティの不具合だと思われますが、単にもう一度自分のHotmailアカウントにログインし直したあとで、もう一度「みどくつFANくらぶ」にアクセスすれば正常に戻ります。
そこで、「世界旅行者協会」のページを更新し、「みどくつFANくらぶ」の解説ページを追加し、参加方法などの説明を付け加えました。
もうそろそろ、「みどくつFANくらぶ」にロックをかけて、参加者以外は読めないようにする予定ですから、ぜひ今のうちに参加ください。
2003/01/14 世界旅行者の本は、旅行書コーナーではなくて、新書コーナーにあるので注意してください。
僕のファンからもらったe-mailに、
>>大きな書店なんですがずっと「紀行」のコーナーにあると思ってましたら「新書」のコーナーだったんですね。
>>(「紀行」のコーナーにあったらもっと売れるんじゃないかな?
>>などと思ってしまいましたが、いかがでしょう?
>>私はいつも「紀行」のコーナーで目に付いたものを買うので。。)
とありました。
僕の本は、ただの安っぽい旅行本ではなくて、旅行を哲学し評論する本なので、宝島社新書のコーナーにあります。
それが、一般の旅行好きの人たちに知られてない理由みたいなんですが(涙)。
新宿紀伊国屋の本店でも、旅行書のコーナーよりも、宝島社新書のコーナーの方がだいたい全部そろってますし、見つけやすいです。
ですから、僕の本を探すときは、まず大きな本屋さんの宝島社新書のコーナーをチェックしてみてくださいね。
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ネットの本屋さんでも購入できますよー♪
「世界旅行者の著作の購入方法」
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2003/01/15 小室直樹の「日米の悲劇」を、またまた読んで、やっとわかったこと。
「日米の悲劇」 "宿命の対決"の本質
小室直樹 著
光文社(カッパブックス)
1991年11月25日初版第一刷発行
ISBN4-334-00515-2
790円(本体767円)
小室直樹は「ソビエト帝国の崩壊」で、ソ連の崩壊を予言したとして有名になった経済学者、政治学者だ。
京大で数学、阪大で経済学、東大で政治学を学びMIT(武蔵工大ではなくてマサチューセッツ工科大学)、ミシガン大学、ハーバード大学に留学したというのだから、ものすごく頭がいい。
ただ、頭がよすぎて日本のマスコミには受け入れられなかった。
日本のマスコミから排除されたのは、田中角栄が逮捕されたときに田中角栄をテレビで擁護したのがきっかけだった。
そのころは理解できなかったが、田中角栄の失脚が米国の政治的謀略だったことが知れわたってきた。
すべてが行き詰った現在の政治経済状況で、田中角栄待望論まで出ている状況を見れば、小室直樹の予測の正しかったことがいまさらながらわかる。
小室直樹の本はほとんどカッパブックスから出版されて、次々とベストセラーになったが、たぶん出版社が執筆を急がせたせいだろう、まとまりのない本も多くなっていった。
この「日米の悲劇」も、さらりと読むと、何を言いたいのかよく理解できなかったりする。
僕はもう、暇つぶしを含めて、10回以上読んでいると思うけれど、最初の方のテーマ「日本は米国と戦わずに済ませられた」というのは、軍事オタクのシュミレーションみたいなもので、面白いんだけれども非現実的という感じが残っていた。
ただ、今回読み直してみて、この本が本当に言いたかったことがやっと理解できたようだ。
それは、「日本軍は失敗から学ばない、米軍は失敗から学んだ」 「日本の組織は日本軍と同じ失敗を繰り返す」 「会社のような機能集団も、日本では共同体になってしまう」という小見出しからもわかる。
つまり、日本の組織はすべて共同体化していって、旧日本軍のように目的が自己保存のみになってゆき、変化することができないまま滅びてゆくだろうという予測だったんだよ。
この本が書かれたのは、1991年だ。
現在、1990年代を「失われた10年」と呼んでいるが、この時代が始まるときに、日本はダメになっていくままだと見事に予測していたわけだ。
この本のタイトルはもともとは「日米の悲劇」ではなくてきっと「日本の悲劇」だったのだろう(それを出版社が変えたのではないか?)。
で、日本の本質は、そのすべての組織が共同体になっていて、その共同体は自己変革ができず、そのまま変化がないわけだから、このまま滅びていくわけなんだね。
それは、僕の考えと一緒だ。
だから日本人は、日本軍が滅びる直前でも、宴会をやって女遊びをしていたように、酒でも飲んでセックスしていればいいだけなんだよ。
ただ今回は、大東亜戦争に負けたときのような、はっきりとした敗北による社会の転換ができないわけだから、日本本土が焦土と化しても戦争を続けていたような、日本は最悪の状況になってどこまでも落ちていくだろうということだよね。
2003/01/17 人間がどんどん希望を持てなくなって、行動力をなくして、すべてが滅びようとしているね。
年末年始にLAにいたわけだが、その理由は、日本の馬鹿なマスコミから離れていたかったからだよ。
日本のテレビ局は、つねに哀しいほどレベルが低いが、年末年始はその馬鹿さがさらに爆発するからね(笑)。
で、僕はこの時期、LAにいることをほのめかしていたし、事実発表もしていた。
その理由はというと、別にLA程度にいたから自慢をするというのではなくて(もちろんもっと気の利いた場所はあるのだから、自慢にも何にもならないけれどね)、ひょっとして誰か僕を訪ねてやってくるのではないか、という期待があったんだよ。
でも誰も来なかった。
僕だったら、わざわざLAに行くなんてことはしなくても、たまたま近くへ来ていたら会ってみるよ。
でもそういう気持ちも誰も持たない、持てない時代になったんだよ。
信じることもできず、実行することもない。
それは希望を持てないからだよ。
インターネットもタテマエだけでスカスカだ。
僕が1998年だっけ、LAからベネズエラへ飛んだときは、今では完全に荒廃してしまったヤフーの掲示板で知り合った人たちとパーティをやろうと盛り上がって、LA在住の人妻から僕のところへ何回も電話があったものだ(残念ながら、パーティの日にはベネズエラに行っていたので出席できなかったけれどね)。
インターネットの掲示板はにぎわっていても、そこには空虚な言葉と、実現されない約束と、幻影の仲間意識が、電気信号のはかなさとともにあてもなく漂っているだけだ。
そこには、誰も、行動する人は、いない。
言葉だけが、むなしく飛び交っている。
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2003/01/20  いま年賀状の返事を書いてますから、もう少し待ってね。
年末年始をはさんで一ヶ月ほどLAにいて、土曜日(18日)に帰国しました。
今回のLA滞在の目的は、いつものように日本のつまらないテレビ番組だらけの年末年始から逃亡すること(涙)。
そのうえ、日本では未公開のうちに「The Lord of The Rings, The Two Towers」を見ること。
まあ、みんなが見る前に見ないとウンチクが傾けられないということと、日本では映画館に人が多すぎて、とてもわざわざ繁華街の映画館へ行く気にならないってことだけどね。
さらに、海外で見た映画は、どんなにつまらなくても、話のネタになるからさ(「これが正しい海外個人旅行」から「海外で映画を見るのは、ただの時間潰しではない」参照)。
今は北朝鮮問題が、アメリカでもトップニュースですから、当然、北朝鮮がテーマになった「007 Die Another Day」も見ましたよ。
あと、コンピューターを持っていって、僕のものすごい絶対ベストセラーになるはずの本を書くのも目的の一つだったかな。
でも本当の目的は、LAで面白そうな人間に会うことだったんだ。
ところが、まったく面白い人間に会わなかった。
ちょっと面白いかなと思うようなやつも、ありふれた日本人の若者だった。
もう、旅先にも、たいして面白いことはないのかもしれないね。
さて、戻ってきて、手許に友人知人から送られた年賀状が結構な枚数あります。
で、なかなか、びっくりするようなものもあるよ。
ずっと連絡を取ってなかった人とかね。
昔、僕が「ひょっとしたらできるかも…」、相手も「西本さんにさせてあげてもいいよ…(からかい半分、でも半分本気)」という関係だった女子高生も、今では30歳ちかいよ。
時がたつのは早いね…(涙)。
まあ、いろいろあるが、どうせ年賀状じゃないのだから、一枚一枚、念入りに返事を書いて、今週中には出すと思うので、気長に待っていてくださいね♪
2003/01/22 やっと年賀状の返事を書いたよーん♪
やっと年賀状の返事を書いたよーん♪
年賀状をくれたのは、みんな僕の友達だけど、最近会ってないので、なかなか書きにくいよね。
タテマエだけでは面白くないけど、もう本心を書くほど親しくはない。
だから、本心ぽいタテマエを書くんだけどね(笑)。
みんな出世しているし、堅実な生活をしている。
子どもも持って、その子どもたちもまた、僕の友人の子どもだから、優秀なんだよなー。
年賀状を書いていて、一つ気がついたんだけれどね、僕は30年位前と、まったく気持ちが変わってないんだよなー。
これって、ひょっとしてなにか病気なのかな(笑)??
でもまあ、そういう人間もいるさ、ってことで…。
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2003/01/24 20年ぶりの神田で「大人の海外個人旅行」を発見!
昨日、友人と神田で待ち合わせして飲んだ。
僕の待ち合わせは、だいたいは本屋で、しかも、宝島社新書の僕の本の前ということになっている。
しかし、大手有名書店にしか僕の本は売ってないものだし、神田駅近くの本屋なんかには僕の本はないと思っていたら、ところがすっとこどっこい!「大人の海外個人旅行」が一冊置いてありましたよ。
神田も最近は、知的レベルが上昇しているようです。
ですから、仕事もせずに会社からインターネットを使ってサボっている神田の会社の皆さん、今日の昼休みには神田駅南口にある「いずみ書店」へ行って、購入してくださいねっ♪


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