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2001/01/01 【年頭所感】 21世紀の始まりに、「IT時代の終焉」を思う。

おいおい、たらたらと生きていたら、21世紀が来ちゃったよ。
まあ、22世紀までは、ちょっと無理だと思うけどね(笑)。

そこで、これからの21世紀を展望すると、まず確実に言えるのが、「IT時代が確実に終了する」ということ。
「IT時代」は、あっという間に来て、20世紀といっしょに、黙って、どこかへ過ぎ去ってしまった。

そして、二度と戻ってこない。

インターネットは、実は何も起こさなかったし、これからも何も起こすことはない
インターネットで何かができると思ったのは、いつもの通りマスコミに踊らされた、時代遅れの大衆だけで、おもいっきり無駄なところに大金を使わされただけだ。

「IT革命」とは、技術に行き詰まった企業が、苦し紛れにでっち上げた、最後の大バクチだったんだよ。

e-mailも、個人のHPも、結局はそれだけでは何も起こさない。
情報も、アイディアもない、中身スカスカの文章がインターネットにいくらあったところで、何の意味もなく、何も影響力がない。

e-mailやHPは、それを利用して、何かをやろうとする人の、手段に過ぎない。
何かをやろうと思わない人が、連絡を取り合ったところで、何も起きはしない。
ただ、時間と通信料の無駄だ。

僕は、パソ通やインターネットで、実験として、面白いことを起こしてみようと、いろんなことをやってきたが、なにも本質的に新しいことはなかった。
僕の日常で付き合っているレベル以下の、わざわざ付き合う価値のない、役に立たない人間と知り合っただけだ。

インターネット参加者のレベルは、一般社会に生きる人間以上には決してなることがない。
それならば、一般社会にいる普通の人間が、本質的に面白くないのだから、インターネットは、もっと退屈な場所にしかならないだろう。

これは、海外旅行で出会う日本人のレベルが、日本国内で出会う日本人のレベルよりも、あきらかに下であることを考えれば、とてもよく理解できる。

退屈な国民からは、より退屈な旅行者、より退屈なインターネット参加者しか、産まれないからだ。

インターネット技術は更に進化するだろうが、これ以上発展しても、画像や音声をもっと簡単に送れるようになるだけで、それなら、インターネットはただのテレビ電話になるだけだ。
見たくもない画像を無理矢理見せられて、聞きたくもない話を聞かされるなら、そんなものは、あるだけ迷惑だ。

これからは、インターネットは普通の電話やテレビみたいになる。
すると、だらだらと長電話をする人が馬鹿にされたり、一日中テレビを見ている人が軽蔑されるように、インターネットすること自体が、「カッコワルイ」ことになるだろう。

実は、僕の意識の中では、もうとっくに、「スッゲーカッコワルイ」ことなんだけどさ(笑)。
格好悪いことは、一気に見捨てられることになる。

わかりやすく書くと、昔ポケベルでいつも連絡を取っていた若者たち、現在iモードでe-mailをいつも送りあっている人間は、知的レベルの低い人たちで、連絡する内容は無意味だ。
彼らは、無意味な情報は、元々まったく価値がないのだと気が付かない。

無意味な情報に時間を使うのは、お金を損していることが理解できないほど、頭が悪いんだね。

僕のアドレス帳には、膨大な数のe-mailアドレスがあるが、数だけ多くて、中身は全くない。
アドレス帳は、何の役にも立たない。
だから、アドレス帳を消去した。

でも、また新しいアドレス帳を作成していく。
なぜらなら、どんな困難の中でも、どんな絶望の縁に立っても、希望を捨てない、夢を信じている、それが「世界旅行者」なのだから。

2001/01/03 ほとんどのe-mailに返事を出さないので、よろしくね。

新年、新世紀の開始ということで、たくさんの年賀e-mailやなんか、もらいました。
ありがとう。

でも、ほとんどに対して、返事のe-mailは出しません

一括してe-mailを送ってもいいんだけれど、それでは、心がこもっていない。
建前だけのe-mailは、意味がない。
いちいち一つ一つ書くと、時間がかかって、面倒だ。

ですから、返事を書く内容のあるものだけに、返事をします。
というか、僕が返事を書いて、それからなにか、広がりが起こるものなら、返事を書くかもしれません。

ですから、僕に出したe-mailに返事がなくても、無視しているのではないので、ご理解下さい。

世の中には、e-mailを書くよりも大切なことが、たくさんあるのですから。

もちろん、返事を書く意味があれば、ちゃんとした返事を書くと思いますよ(多分)。

2001/01/05 「捨てる技術」は、なぜベストセラーになったか(なぜ「間違いだらけの海外個人旅行」よりも売れたか)?

僕の第一弾「間違いだらけの海外個人旅行」は、これだけで400万部程度の超ベストセラーになる予定で、一冊出した後はなにもせずに一生遊んで暮らすのが、僕の堅実な人生設計だった。

しかし、そのちょっと前に、同じ宝島社から「捨てる技術」という本が出版されて、これがあっという間に、ベストセラーになり、公称100万部を売ってしまった。
僕の「間違いだらけの海外個人旅行」が単なるベストセラーで止まって、まだ超ベストセラーになっていないのは、この影響を受けているわけだ。

僕も去年のラオス旅行に、図書館から借り出して、「捨てる技術」を持っていって読んだが、これだけ売れるほどの中身はなかった。
売れたのは、ただ、「捨てる」という言葉が、時代に合っていたんだよ。
だから、そのあと「捨てる」という言葉をタイトルに使った便乗本が、続々と出版されている。

「捨てる」というのは、物を持ちすぎて動きが取れなくなっている現代日本人にとっては、非常に魅力的な言葉だから、言葉だけで本が売れたというわけだ。

しかし、まだ誰も、本質を語っていない。
捨てる」本質とは、モノではなくて、「関係を捨てる」ということなのだからね。

モノは、基本的には、そこにあるだけで、モノから何かを働きかけることはない。
モノが働きかけないなら、モノがそこにあっても、気にならないはずだ。
実は、モノはそれを所有する人間に、働きかけるわけで、だからこそ、うざったいわけだ。

というのは、モノは、必然的に、関係を強要するからだ。

雑誌や新聞は、そこに置いてあれば、所有者に読むことを強要する。
電話は、電話に出ることを強要する。
テレビはテレビを見ることを、ラジオはラジオを聞くことを、強要する。

エロ本はオナニーをするように強要する。
ビデオデッキと、エロビデオも、(せっかく持っているのだからと)マスターベーションを強要するわけだ。

また、友達の存在は、一般的にはあるていど定期的に付き合うことを強要する。
もちろん、恋人は夫婦の関係は、適度にセックスすることを強要する。

インターネット関連で言えば、e-mailは読むこと、返事をすることを強要する。
自分でHPを持てば、HPの更新を強要されたり、アクセスカウンターが上がるように努力することが強要される。

インターネットの掲示板で面白い発言をすると、答えを求めるコメントがたくさんくっつくんだが、これは、「返事をしてjくれー!」と、関係を強要しているわけだ(でも、そんなものに従う義理は少しもない)。

インターネットがウザッタイのは、こういう関係の強要が存在するからだ。
でも、無視してしまえば、気楽だ。

つまり、現代日本人の生活は、「関係」の中に存在しているわけで、日本人がうんざりしているのは、モノを所有していることではなくて、モノによって強要される「関係」だ。
そこで、本当は、「関係」を切りたいんだよね。

世界百カ国以上を個人で旅行した、本物の「世界旅行者」である僕は、このことがとてもよくわかっている。
だって、小さなバックパック一つで、連続2年8ヶ月の旅行をすると、不要なモノは持つ余裕がないので、すぐに捨ててしまうし、旅で出会う人間関係も、次々と捨てていくのだから。

実は「捨てる」ことの本質が良く分かっていて、とても上手なのは、この僕、「世界旅行者」なんだよね。

だから、僕は「どんどん捨てる海外個人旅行」という本を書いて、超ベストセラーにしたいと考えている。
儲かること確実なので、どこか出版したいところがあれば、是非、ご連絡下さい。

2001/01/08 世界旅行者協会S君からの報告(@パタヤ)

世界旅行者協会S君が、タイのパタヤからe-mailをくれたので、その一部を紹介して置こう。

>パタヤはいい街です。宿は安くてなおかつ奇麗です。また多くの観光客はタイの女性ま
>たは男性とHをするために来ているので逆にさっぱりしています。日本のバックパッカ
>ーはほとんど見かけません。たまに社会人旅行者らしき人とすれ違う程度です。またア
>メリカと違って夜中に繁華街をふらふらしてもホモセクシャルの人たちに煩わされるこ
>ともないので快適です。

>この国に来て、僕が今まで持っていた幾つかの先入観が変わりました。僕は東南アジア
>に通う多くの旅行者をある意味軽蔑していました。でも生活の為に体をはってBFを求
>める彼女らの姿を見ていると胸を打つものがあります。確かに売春婦に徹している女性
>もいるようですが、僕の知った限りでは、きちんとしたBFがいるのに他の男性と関係
>することバタフライと言い彼女らは嫌います。ただその旅行者が彼女らから去ってしま
>えば、たとえ手紙やE-mailで愛していると言ってもその言葉はあまり意味を持ちません
>。またBFをもとめて元の場所に戻ってしまいます。情の移った女性が他の男に抱かれ
>ている姿を想像するのは普通辛いです。何ヶ月か働いて彼女らのもとに帰っても、彼女
>らがフリーでいるとは限りませんが。

>さて今僕の後ろでタイの女性が泣きながら、そして、たどたどしい英語を使い、BFに
>愛していると訴えていました。多分国際電話だと思います。Sexは金だけでは済まない
>ものですね。

>援助交際国家論が出版されることを期待します。

S君は、さすがに世界旅行者協会会員だけあって、観察眼が鋭い。

世界各地のいわゆる「売春婦」は、南米でもアフリカでも、ある期間、BFとして付き合うんだよ。
そこが、日本人の感覚と違うところだ。

日本人は、売春婦は売春婦としてしか見ない。
だから、逆に、売春婦と本気で恋愛をしてしまう。

日本人には、精神を排除したセックスだけの関係か、恋愛関係かの、二つしかない。
嘘か、本気か、の二つしかない。

でも、世の中のほとんどは、そのどちらでもなく、曖昧としたものなのだ。
その曖昧さを受け入れて、それ以上追求しようとしないのが、正しい生き方だ。

日本人は、それを言葉で定義しようとしすぎて、本当に生きることができないでいる。

2001/01/10 ティファナのバスターミナルで、ツーリストカード入手できるとの情報

アメリカ、サンディエゴからちょちょっと国境を越えると、メキシコのティファナで、ここは簡単にメキシコの雰囲気が味わえるので、定番の観光地だ。
パスポートさえあれば、アメリカから、手続きも無しに、自由に行き来できるところ。

しかし、陸路国境越えをして、本格的にメキシコ旅行(さらに中南米へ)をする人にとって気になるのが、ビザ代わりになる、メキシコのツーリストカードの入手場所だろう。

ティファナ在住の日本人から最新情報(2001/01/04)が入ったので、それを報告しておきます。

国境のサンイシドロから、ゲートを越えて、歩いて入国すると、すぐ右側にオフィスがあり、そこでツーリストカードがもらえるが、人がいないことも多い(メキシコだからね)。
しかし、現在では「ティファナのバスターミナルで、ツーリストカードをもらえる」という話だ。

また、ロサンジェルスから、ティファナへ行くバスは、メキシコ系のバス(ex. Tres Estorellas de Oro)が昔は安かったが、今では、グレイハウンドバスの方が安くなっているとのこと。
だから、グレイハウンドの方が人が多く、バスが混んでいるらしい。

グレイハウンドバスの料金や、時刻表に付いては、
http://www.greyhound.com/
を参照して下さい。

ところで、僕の本、「これが正しい海外個人旅行」でも、「インターネットで旅行情報は手に入らない」と書きましたが、確かに、日本語のインターネットには、まともな旅行情報はありません。

あるのは十年一日のごとく、「○○へ行くのは、危ないでしょうか」「××へ一緒に行きませんか」という、どうでもいい発言だけだ。

僕の方には、個人的に、世界各地から旅行情報が送られてくる。
そのなかで、面白そうな話があれば、ここで紹介してみますね。

2001/01/11 幻想を排除し、現実を見詰めよう!

新年早々、日本の株価は下がる一方で、経済再建の見通しが付かず、対ドルの為替相場も下がりつづけている。
これでも、日本は駄目だと、はっきりしているよね。

インターネットについても、アメリカのインターネット関連企業の倒産の連続や、日本の「インパク」の馬鹿馬鹿しさと共に、ようやくその幻想が暴かれてきた。

幻想そのものの、インターネットによる「IT革命」をいくら推進しても、何にも変化は起こらない。
だから、日本は、このままでは駄目だっつーことね。

僕はこの年末年始、数多くの人と直接出会い、深い話をしてきた。
非常に学ぶことが多かった。
しかし、僕がこれまでインターネットで知り合った人は、ほとんど役に立っていない。

インターネットは完全な幻想だ。
インターネットは、何の役にも立たない。

そして、日本の滅亡は、目の前に迫っている。
なにか根本的な発想の転換が必要だね。

これを、まず、はっきりと確認して欲しいね。

問題解決の基本は、根本に立ち戻ることだ。
そこで、日本の現実と、日本人の本質を、虚心に見詰めてみる。

すると、農耕民族の特徴として、日本とは、ただセックスと宴会が好きな、いつも誰かと一緒にいたい、寂しい人間の集まりだと、理解できる。
そこを認識すれば、日本の行く道が、はっきりと見えてくる。

それは、日本で売春を合法化し、セックス大国を目指し、世界中から、日本女性とのセックスや、日本男性とのホモ行為を求める観光客を呼び込み、風俗観光収入で生きていく国家にすることだ。
産業がセックスしかなければ、そんな国に、どこも攻めてくることはない。

世界中が、日本人が大好きになる。
平和で、誰でもが簡単にセックスできる、楽しい国家になるわけだ。

ちょっと馬鹿にはされるかもしれないが、今でも結構馬鹿にされているのだから、それでいいじゃないか。
国家として、何とか生きていけるなら…。

なぜこういう風な、大胆な発想が出来ないのだろう?
政府首脳は、馬鹿だねっ♪

これに付いては、引き続き、このHPで深く考えていきますから、ご期待下さい。

2001/01/12 旅を考えるのも、戦争を考えるのも、日本人を考えるため。

僕は旅をするが、それは決して、旅のテクニックや、観光案内を書くためではない。
僕の本、
「間違いだらけの海外個人旅行」「これが正しい海外個人旅行」を読んだ人には自明のことだが、僕が書いているのは、ただ一つ「日本人とは、なにか」、これだけなんだよ。

僕は、100カ国を超す膨大な海外個人旅行体験の中で、様々な場所で、いろいろな状況の中で、出会った日本人(もちろん外国人とも出会い、それを日本人と比較するが)を通して、日本人と日本を考えつづけている。

まあ、その思考経過が、あまりに独創的(笑)なので、日本社会で叩きこまれた固定観念から離れられない、知的レベルの低い人には、どうしても着いてこれないようで、誤解を受けることも多いが、その平均的日本人の誤解の仕方も、また興味深く、僕の知的刺激になっている。

ところで、旅を考えるためには、日本でたくさん出版されている、(僕の本以外の)クズ旅行本を読んでも意味がない。
だって、
僕以外の旅行本の著者は、自分の旅行自慢を書いているだけなのだからね。

旅行の本をいくら読んでも、旅行のことはわからない。
だって、
旅は旅の中でしか学ぶことが出来ないのだから。

旅は、人を非日常の世界に置く。
すると、人は、その本質をあらわして、とてもわかりやすくなる。
まあ、旅とは、理科実験室のフラスコやシャーレのようなものだ。

同じく、非日常の世界は、戦争だ。
特に、第二次世界大戦で示された、日本人の行動様式は、興味が尽きない。

僕が考えつづけているのは、誰が考えても負けるに決まっている米国との戦争に、なぜ大日本帝国が、突入してしまったのかということ。

昨日読み終わったのが、鳥居民の「日米開戦の謎」という本だが、これは、新しい角度から考えてあって、とても知的刺激になった。

鳥居氏によると、日米開戦の直接的原因になったアメリカの日本に対する経済封鎖、これを呼び起こした「南部仏印進駐」は、経済封鎖を予期した、陸軍の対ソ開戦を防ぐための海軍による手段だったという解釈だ。
これが正しいかどうかは別にして、新しい考え方だ。

日本は、ずるずると米国との戦争に入っていったのだが、その原因は、陸軍の中国からの撤兵問題に帰着する。
で、なぜ、中国侵略をやったかというと、単純に、他の国も帝国主義的植民地政策(侵略)をやっていたからなんだね。

つまり、他の国がやってるから、日本もやっちゃおうという、わかりやすい考え方があるわけだ。

ここでも、日本は、自分独自の世界観を確立していない。
戦後の日本が、経済拡大一本で企業を大きくしていながら、国民の生活は貧しいままだったのと、戦前の日本が、領土拡大一本で軍隊を大きくして、国民の生活は苦しいままだったのとは一緒だ。

そして、軍隊が破綻して日本国民が苦しんだように、経済が破綻して日本国民は苦しむ。

日本は、自分が求めているものを、自分で考えられないんだよ。
だから、借り物の思想に乗っかるだけで、いつまでも幸せになれない。

みんなが旅に出るから自分も旅に出ようという考え方、みんながブランドものをもってるから自分もブランドものを持とうという感覚、みんなと同じことをしていればいいという思い込み、これでは、永久に幸せになれない。
だって、自分を知らないんだからさ…。

そこで、日本を救うために現れたのが、僕の本「間違いだらけの海外個人旅行」「これが正しい海外個人旅行」なんだよ。
この本を読めば、旅が理解できると同時に、人生がすべて、すっきりと簡単に理解できます。

「世界旅行主義」を基本にした、哲学書ですが、とても読みやすく、一冊たった700円なので、オススメね。

注)「日米開戦の謎」鳥居民(とりい・たみ)著、草思社、1800円、ISBN4-7942-0443-4

2001/01/16 世界旅行者を通して、人は本当の出会いを知る。

「スケボー1号」は、元気に、僕が教えた通りに、グレイハウンドで、メキシコとの国境の手前、サンイシドロまで下り、そこから、歩いてティファナへと国境を越えた。
この国境の現在の越え方は、僕が「てっちゃん」から入手したものだ。

その国境を越えたところで、偶然A氏に出会ったという。
このA氏とは、僕は面識があり、彼の海外での(有効期限切れによる)パスポート再発行について、深い話をしたことがある。

スケボー1号からのe-mailによると:

>>お久しぶりです!!なんとすごいことにAさんに国境であって,今お家に泊らせて
>>もらっています。これからロスカボスに向かいます。ADIOS!!

だそうだ。
二人は、以前に会ったことがないので、これは、僕を通じて知り合ったわけだね。

つまり、「世界旅行者さんのアドバイスで、バハを下って、ロスカボスへ行きます!」
「えっ、あの世界旅行者先生を知ってるのかい。それなら、信頼できるから、僕の家へ来なさい。世界旅行者先生の知人なら、絶対にお世話をしなければ…」という会話が、あった(と、想像できるよね)。

スケボー1号は、hotmailのアドレスを持ってなかったので、A氏のパソコンでアドレスを作っって、e-mailを送ったと、考えられる。

こういうふうに、人との直接の出会いというのは、大切なものだ。
インターネットでいくらたくさんの人と知り合っても、直接に会ってなければ、全く意味がないよ。

顔も知らない、性格も分からない、話し方も聞いたことがない。
それでは友達になれないよ。

ましてや、インターネットでは、相手が男か女かもわからないんだからさ(笑)。
ねっ♪

2001/01/17 interesting e-mails may be quoted and answered on my website

僕は、現在海外旅行中の友人知人も多く、たくさんの興味深いe-mailをもらう。
前にも書いた通り、僕はつまらないe-mailには、返事を出さない

しかし逆に、とても面白いe-mailに、また僕が面白い返事を書いたとしたて、その面白いe-mailのやりとりが、誰にも知られないのでは、もったいない。
そこで、面白いe-mailは、HPの中で引用して、HPのなかで、返事をします。
そうすると、またその文章は検索できるし、それをどこかで使えるかもしれないからね。

実は、僕がHPの掲示板を休止しているのも、HPの機能についての考え方を変更したからだ。

掲示板があれば、そこで一対一の会話が成立するし、もちろんそのためにこそ掲示板は存在する。
ただ、あまり意味のない対話をしても、時間の無駄だよ。
それでは、どのHPにもある、寂しがりやサンたちの馴れ合いの場になって、参加者以外は誰も読まない、マスタベーションの場所になってしまう。

だから、HPをちいさな放送局として、僕の考えの発表の場として、考え直したんだ。
e-mailもそれに対する返事も、ちょうどラジオ局のDJのように、このHPで紹介することを基本に考えている。

整理されていない情報、内容のない発言がHPに存在することは、読者にとって無駄な時間を消費させることになるからね。
やはり、情報は評価され、選択されなければならない。

そういう意味で、情報が評価もされず、選択もされず、ただ雑然と存在するだけの、現在のインターネットの在り方は、曲がり角に来ている、このままでは意味がなく、価値がない、と僕は、考えているわけだ。

インターネットは新しい形に変化しないわけにはいかないんだよね。
そうでなければ、インターネットはおわりだ。

2001/01/19 友達からのe-mailは読んでるし、返事しなくても、それが普通なんでよろしくね。

僕は、たくさんのe-mailをもらうんだが、FAQ26にも説明したように、ほとんど返事を書かない。
これは、僕にとっては、ごく普通のことなので、返事がなくても、気にしないで下さい。

もちろん、e-mailの返事を書くこともあるけど、それに対して、またすぐにe-mailが来たりする。
これはちょっと困るよね。
それにまで返事を書いてしまうと、e-mailのやり取りが多くなりすぎてしまうから。

そこで、僕は興味深いe-mailでも、わざとすぐには返事しないことがある

e-mailは手紙と違ってすぐに気楽に書けるので、どうしても数が多くなりすぎる。
本当に急ぎで、内容のあるものなら別だが、無駄に数の多いだけのe-mailは、時間の無駄だよ。

だから、今までe-mailに返事をしていたのに、僕からの返事が急に来なくなったとしても、それは、僕がe-mailを出した人をキライになったわけじゃないんだ。
ただ、いまe-mailを書く必要がない、と思っているだけだ。

友達なんかでも、しょっちゅう電話があると、ウザッタイので居留守を使ってしまうよね。
でも、2〜3ヶ月ぶり、半年ぶり、一年ぶりなんかに、特に用件はなくても、「げーんき♪?」なんて連絡があると、一応ちゃんと返事はするわけだ。

特に世界旅行者の付き合いというのは、何年も前に地球の片隅で出会って仲良くなった人と、5年ぶり、10年ぶりに再会しても、昨日会ったみたいに昔のままの話が出来るということなので、時間のスケールはすごく長い。

だから、僕からの返事をもらいたい人は、2〜3ヶ月時間を空けておくと、返事がもらえるかもしれない。
もちろん、情報たっぷりのe-mailをくれれば、それは価値があるものだから、すぐにお礼のe-mailを送ります。

それと、僕は自分からe-mailを書くことがない。
僕はなにか用事がなければ、e-mailを書かない。

だから、かわいい女の子なんかでも、僕と旅先でe-mailアドレスを交換したとしても、僕の方からはe-mailを書くことはないので注意して下さい。
また、基本的に、僕の方から「今度一緒に飲もうか?」と誘うこともないです。

ですから、女の子の方から「いい店を見つけたし、ちょっとお金も入ったの。世界旅行者さんにおごってあげたいから、会ってくれないかな♪」という風に、受け入れやすい連絡を下さい。

中には「会いたいけど、おごってくれる?」なんて、身の程知らずの、傲慢不遜な連絡をくれる女性がいますが、これは、大きな勘違いです。
尼寺にでも行って、修行し直してください。

2001/01/20 answring an e-mail on HIV test in Thailand

I received an e-mail from Mr.S, who is now travelling in South East Asia.

He wrote:

By the way I took a H.I.V test at Pattaya Memorial Hospital. The cost was 520
Bahts. In only 20 minutes you may know the result. I heard many women suffer by th
e disease in this country.  They don't travel abroad. Travelers bring the virus.

>>パタヤメモリアルホスピタルで、エイズの検査をしました。
>>料金は、520バーツです(1500円程度)。
>>たった20分で、結果が判明します。
>>タイでは、エイズが広まっています。
>>タイ人が海外旅行するのではなくて、旅行者がエイズを持ち込むのです、

僕は、海外旅行中の日本女性が、外国人と簡単にセックスしているのを知っている。
しかも、コンドーム無しだ。
日本女性は、コンドームを持って海外旅行に出ることを、恥ずかしいことだと思っている。
でもそれは、誰とでも簡単にセックスして、エイズにかかる方がずっと恥ずかしいよ。

僕の本「間違いだらけの海外個人旅行」でも、海外旅行に出るときは、コンドームを持っていけと提唱しているが、日本の旅行業界、旅行ジャーナリズムも、日本政府も、口をつぐんだままだ。

僕は何度でも言う。
海外でセックスしてもいい。
でも、病気には注意するように
ね。

2001/01/21 watching "Presidential Inauguration" on TV(8:50 am Jan. 20th, 2001 in L.A.)

朝8時からずっと、CBSテレビの"Presidential Inauguration(大統領就任式)"を見ているんだけれども、列席者は一人一人、みんな個性があるなー(ブッシュは、かなり頼りなさそうに見えるが)。

日本には、こんな式典は出来ない。
日本は、個性のない、画一的な、整然とした式典は出来るけれどね。

これは民族性なんだよ。
日本人は、これからの世界の中で、主導権を取ることはないだろうし、世界に影響力を持つこともないだろう。

こじんまりと、ほそぼそと、生きていければ、いいんじゃないかな。

ほんと。

まあ、こう思ったのは、一昨日、キューバ危機を描いた映画"13 Days"を見たせいもあるのかな。