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2004/08/01 8月1日現在の「インターネット世界旅行者関連サイト群」はこうなってます。
8月になったので、一応、今の状況をまとめて起きます。
インターネットも、何の展望もなく、もうただの暇つぶしで、なんにも新しいことはなくて、ただ一般社会よりもレベルの低い話があちこちでだらだら繰り返されるだけだ(涙)。
インターネットで話題になっているのが、例えば、「曽我ひとみさんジェンキンスさんの悪口」「皇室と雅子様の悪口」「三菱自動車の悪口」「まだ続いているイラクの誘拐事件の話題」などの、悪口を言える話題(これは気になったら、どこにあるか自分で捜してください)だよ。
新しいところでは、中国重慶でのアジアカップの中国人サッカー観客の反日的態度についていろいろ盛り上がっているようだ。
と言っても、中国の悪口、韓国の悪口というのは、日本のインターネットでは定番なんだけどさ。
ま、悪口や批判だって、やってはいけないというのじゃない。
事実ならば、どんどんやるべきだ。
その切り口が面白かったり、そこに少しでも新しい考え方、情報でもあれば、読む価値があるね。
でもこれも、同じ悪口パターンの繰り返しで、最後には書き込んだ人間同士が互いの悪口を交換しているだけなんだよなー(涙)。
海外旅行関連掲示板も、新しい話が全くない。
というのは、海外旅行なんて、自分と他人の旅行は状況が完全に違うものだし、情報なんか集めても、もともとあまり役にも立たないからだね(「情報がないほうが面白い」というのが世界旅行者の立場なんだしね)。
海外旅行で面白いのは、「海外旅行をネタにして、どれだけ面白いことを書けるか」、これに尽きてるわけだ。
その最先端にいるのが、世界旅行者なんだけどさ、一般社会よりも先に行き過ぎて、理解者が少ないんだよなー。
とくに、出版社関係に(涙)。
ま、それはそれとして、海外旅行の掲示板やなにかで、何か書いたとしても、一般的に利用できないと価値がないよね。
「はてなダイアリー」で書いても、情報が多くなってくると、その日その日でばらばらなので、検索がしにくい。
そこで、それを別のサイト「旅行哲学」で画像つきでまとめたりしています。
読者が暇だったら、その世界旅行者のサイト群を、ぐるぐるネットサーフィンをしていると、それだけでも、有益な時間が過ごせると思うよ♪
そこで、「インターネット世界旅行者関連サイト群」を紹介しておきますね。
「新・世界旅行者の部屋」 メインのサイトで、いま@niftyに置いてあります。
世界旅行者と彼の旅行哲学(The Worldtraveller and His Philosophy) これは「はてなダイアリー」です。
「旅行哲学」 「はてなダイアリー」に書いたものを、整理してまとめてあります(広告付き無料サイト)。
「旅行哲学」 これは、ヤフーのジオシティズの新しいサイトで、練習に作りました(広告付き無料サイト)。
それからもちろん「みどくつFANくらぶ」があって、8月1日現在の会員数が「422人」になっているようだね。
ここは、入会申請を出さなければならないけれど、特に難しいハードルを儲けてるわけではないので、誰でも参加できます(笑)。
インターネットサイトの新しい流れとしては、ホームページをプロバイダーから離れた、別のところへ移す方向があるようだ。
というのは、プロバイダーのサービス競争が激しくて、だんだん淘汰されていくだろうし、そうなると、プロバイダーのサイトは不利になるから。
プロバイダーのメールアドレスだと、プロバイダーを変更するたびに変更しなければならなくなって、かえって不便だってことと同じかな。
Hotmailはもうすぐ容量を大幅に拡大するらしいし、また、ウィルスチェックも無料でやるという。
Googleも、ヤフーも、そういう話があるようだ。
また、広告つきの無料ホームページも、今あるものだけでも、容量はかなり大きいし、今の段階で1月500円程度出せば広告なしにすることができる(将来はもっと下がるだろう)。
僕が現在、インフォシークやジオシティズの無料で広告つきのサイトを作ったのは、そういう意味で、ちょっと様子を見るためなのね(笑)。
これからは、プロバイダーはメールも、ホームページもメインではなくなってしまうわけだ。
となると、ビッグローブや@niftyなどの昔ながらのプロバイダーは、存在価値がなくなるのだから、当然消滅することになる。
僕が東京めたりっく通信でADSLを時代に先んじて始めたとき、@niftyをやめなかったのは、ただサイトのURLを変更したくなかったから。
それと、広告なしのホームページを作るためには、@niftyが必要だったからなんだけどね。
これからは、接続専用の会社と、あとは、無料のメールサービスや広告付き(そして安く広告を外せる)大容量のホームページがメインになるだろう。
これまでは、カタチとしては、利用者がお金を払って、プロバイダーにホームページを作らせてもらっていた。
しかし、これからは、利用者の立場が強くなって、ホームページを作ってあげるという形になる。
利用者とインターネット会社の力関係の逆転が起きているんだ。
そういう状況では、アクセスを稼げるホームページが、ある会社のサイトに存在すること自体が、そのプロバイダーの宣伝になるし、そのポータルサイトの広告にとっても有利だ。
だから、プロバイダーやポータルサイトが、アクセスの多い人気サイトをお金を払ってでも誘致することになる。
これが大きな流れなんだけれど、日本のインターネットはまだまだ変化が遅いし、時代の流れが読めないから、ダメなんだよなー(涙)。
@niftyなんか、僕のサイトがニフティにおいてあるだけでいい宣伝になってるんだからさ、@niftyが僕にお金を払うべきなんだよ。
でも、@niftyは頭が悪いから、そこがわからないんだよなー(涙)。
だから、潰れていくんだよ(笑)。
ということで、「新・世界旅行者の部屋」 世界旅行者と彼の旅行哲学(The Worldtraveller and His Philosophy) 「旅行哲学」 「旅行哲学」 それから「みどくつFANくらぶ」を、次々にクリックしておくのがオススメという話でした(ま、それぞれのサイトにだいたい次に跳べるようにリンクしてあるけどね)。
2004/08/04 中国はなぜ「反日」になったか を読む(サッカーファンは暴走族と同じ)。
中国はなぜ「反日」になったか
清水美和(しみず よしかず) 著
文藝春秋社 文春文庫319
700円
平成15年5月20日 第一刷発行
いま、サッカーのアジアカップが中国の重慶、済南で行われ、観客の反日応援がすごい、ひどいと盛り上がっている。
それとは別に、僕はもちろん、この本をその前にとっくに読んでた。
この問題の基本的な分析としては、ま、テレビニュースでも言っているように、天安門事件で学生の自由化要求にあわてた中国共産党が、江沢民による愛国主義教育、つまり反日教育を行って、その結果がいま現れているということ。
小泉純一郎が口からでまかせの約束をして、その約束を破って、靖国参拝をして中国を怒らせて、反日感情がさらに盛り上がっていること。
もちろん、中国では反政府の行動が規制されているので、反日を行うことで、欲求不満のはけ口にしているという面もある。
日本としては、満州国から日中戦争への流れ、また重慶都市爆撃なんかは、軍部官僚が自分の出世のために拡大した戦争だし、中国の民衆にも、日本国民にも非常な苦しみを与えたのだから、絶対に肯定できない。
ただ、侵略反対を言うならば、中華人民共和国が成立した後だって、中国はチベットへの侵略で120万人殺したし、ベトナムへも侵略戦争を行った(負けたけどね)。
死者数についても、南京大虐殺の30万?どころか、中国人は同じ国内で同じ中国人を、大躍進で1500万人以上、文化大革命で数百万人殺しているといわれている。
日中戦争にしたところで、中国の中の国民党と共産党の対立や、軍閥が地方に割拠して中国が統一されていなかったことなど、中国の状況自体に大きな問題もあったわけだ。
もちろん、それに調子に乗って巻き込まれていった日本の軍部が馬鹿なんだけどさ。
中国人に対して、「自分たちのやったことを棚にあげて、昔の日中戦争のことばかり言うなよ!」と、ツッコミを入れるのは簡単だね。
中国のデモも、反日行動も、全部中国政府がやらせているのだから、中国政府に抗議すれば収まると考えるのも、理屈はある。
…と、ま、ここまでは、普通の常識のある日本人ならば、誰だって考えることだ。
しかし、世界旅行者はそうは考えないんだ。
というのは、これは、「サッカーファンがやってること」なんだ。
僕はなぜかサッカーの試合のある場所によく行くんだけれど、日本でもサッカーファンというのはキモチ悪いよ。
ちょっと見ればわかるが、だいたいは暴走族に参加するのと同じレベル、同じ感性を持っている。
だから、日本国国歌をいまどき大声で歌ったり、大きな旗を振り回したり、一斉に同じ応援ができるんだよ(笑)。
こんなことは、少しでも知性のある一般的な日本人には無理だ。
つまり、サッカーファンというものは、日本でも中国でも、欧州でも、南米でも、世界中で、物事を何も考えない、社会の下層階級の集まりなんだってことね。
イギリスではフーリガンと呼ばれる労働者階級だ。
フーリガンは、社会に対する欲求不満を、そのよってきたる理由まで深く追求することをせず、ただサッカーの試合で観客席に火をつけたり、相手のサポーターとケンカしたり、町に出て店を壊したり、車を転倒させて火をつけたりする。
サッカーファンというものは、世界中どこでも、もともと礼儀正しい、ちゃんとした人間じゃないんだよ。
サッカーファンというのは、ただ、暴れたいだけの、暴力団みたいなもの。
だから、中国でサッカーのイベントがあったら、そこに中国人の暴れたい人たちが集まって、やりたいことをやるのは自然のことなんだ。
実は、本当は日本でもそうなんだと思う。
日本のサッカーファンは、いやに礼儀正しく、一斉に同じ応援をして、終わったあとにはゴミを拾って帰るらしいが、これはおかしい。
日本のサッカーファンも、いずれ本物になれば、本格的に暴れだすだろう。
だいたい、礼儀正しいサッカーファンなんて、そんなものあるはずがないんだから。
日本のサッカーファンが、礼儀正しく、サッカー戦術がああだこうだ言っているようでは、まだまだ本物ではない。
もうすぐ、サッカーファンが新宿騒乱事件を起こすだろうし、サッカーファンというだけで不良と同一視されるようになる。
そのときに初めて、日本のサッカーも、サッカーファンも、世界的レベルで本物になったと言えるんだ。
その日は、決して遠くない。
期待して、待て!
2004/08/05 たかがスポーツを、ああだこうだ盛り上げようとする、日本のバカマスコミとそれに乗る人たち。
サッカーアジアカップ2004の、競技場での反日応援は、とっくに書いたように、もともとたいした問題じゃなくて、中国の馬鹿サッカーファンが盛り上がりすぎただけなんだよ(涙)。
しょせん、本質的に、何の影響もない。
それなのに、わざわざ中国政府にサッカーファンが暴れないように政府が要求したらしいね。
他に仕事はないのかね。
プロ野球の1リーグ制正反対でも、国会議員連中が動いているんだって(涙)。
その中心は、自民党の小林興起(衆議院議員、東京10区=豊島区、練馬区東部)で、なんと、「2リーグ制を守り、プロ野球の発展を図る会」をつくって、国会でなにやらパフォーマンスをやるらしい。
民主党の仙谷由人も、なにかやってるらしいが、病気がまだ治ってないんじゃないの?

 プロ野球の1リーグ制移行問題に国民の関心が集まるなか、自民党と民主党を中心とする国会議員有志が4日午前、1リーグ制への早急な移行に反対する2つの議員連盟を立ち上げた。それぞれ初会合では、独断専行で1リーグ制移行を進めようとする巨人の渡辺恒雄オーナーへの非難が集中。民主党内からは「国会として関係者の参考人招致をやるべきだ」との強硬論も聞かれ、与野党を通じた渡辺オーナー包囲網が構築されようとしている。

 民主党の仙谷由人政調会長(58)らが中心となって呼びかけた民主党の会合には自民、共産両党の3人も含めて34人の議員が参加。設立趣意書では渡辺オーナーを意識して、「一部オーナーの発言に見られる、時代錯誤的で強圧的な姿勢に、選手のみならずファンや国民の間でも大いなる違和感が広がっている」と指摘。仙谷氏も会合で「一極集中や『強いもの勝ち』だけというのを許してはならない」と強調した。

 会合に招かれたスポーツライターの玉木正之氏も「Jリーグはサッカーをする組織だが、プロ野球は野球をすることによって親会社が儲ける組織だ」と皮肉たっぷりにプロ野球の問題点を指摘した。

 一方の自民会合には、小林興起衆院議員(60)らの呼びかけで16人が参加。小林氏は「一部オーナーの意向で私たちの愛するプロ野球球団がいたずらに減少させられようとしている。政界以上に球界、オーナー会議は閉鎖的だ」と1リーグ制移行阻止を宣言。参加者からは「巨人と試合がしたいがために1リーグというのなら、巨人を2つに分割したらいい」(原田義昭元文部科学副大臣)など、独自のアイデアも出された。

ZAKZAK 2004/08/04(注)赤い文字の名前は馬鹿だってこと。

プロ野球なんか、なければないで、プロ野球選手と野球評論家と、スポーツライターとスポーツ新聞、スポーツニュースを放送するスタッフくらいしか困りはしない。
あってもなくても誰も困らない、どうでもいいことなんだよ。
プロ野球シーズンにはテレビ中継が長引いて、映画や他の番組に影響が出て、迷惑している人も多いくらいだ。
日本のプロ野球なんか、メジャーリーグに比べれば、草野球みたいなものなので、止めてしまった方がスッキリするよ。
ところが日本の政治家というのは、小泉純一郎と一緒で、ただ、マスコミに乗って、一般大衆が喜ぶだろうというようなことを、調子に乗って言う。
これは、日中戦争から米国との戦争に入っていった時の、戦争を煽る朝日新聞社とそれに乗って踊った軍部、政界の関係に似てないかな。
もうすぐ、「サッカーファンが無礼だから、中国へ自衛隊を送れ」とか「プロ野球1リーグ制を主張する連中は牢屋に入れて拷問しろ」ってなるんじゃないかな。
ま、日本人なんて、その程度の頭だよね(涙)。
2004/08/07 猛暑お見舞い申し上げます♪
いやー、暑いですねー(涙)。
暑くて、暑くて、ボーっとしていたら、暑中見舞いを出す機会を逃してしまいました。
で、これから出すと「残暑見舞い」らしいんだけれど、「決して残暑ではない」ものね(笑)。
まあ、もともと暑中見舞いも、年賀状も、ありふれたカタチだけのものではちょっとも面白くないので、海外から絵葉書なんか送ってたんですけど。
今は、特に変わったこともないので、出す理由もないんですけどね。
変わったことがないから、少しは変わったところから出そうと、アフリカのビクトリアフォールズやチベットのラサから暑中見舞いを出したことがあったっけなー。
正直、現地の郵便局で、絵葉書を何枚も書くのは疲れました…。
いま、海外にでも行っていれば、それは新しいネタなんだけれども、いま、海外に行けないちょっとした理由もあるしね。
それと、正直、いま特に行くところがない。
というわけで、暑中見舞いは出しませんので、HPでご挨拶させていただきます。
暇だったら、電話でもかけて、ビールでもおごってくださいね♪
2004/09/13 88万8888アクセスはあるかなー。
いつの間にか81万アクセスを突破したけれど、意味はないよね。
実は、以前は、このアクセスカウンターにはけっこうこだわっていて、ただそれだけの理由で、このサイトを@niftyに置いてあったんだけれどね。
もう、一つの固定したサイトにこだわることもないような気がしている。
僕が以前から言っていたように、いろんなサービスと一体化した@niftyのような古典的なプロバイダーというのは消滅して、ただの回線提供業者になるだろう。
僕は、電話回線なしの、ケータイのデータ通信がもう少し速度が早くなれば、それの方がスッキリすると思っているよ。
それに、今までのホームページという概念も崩れてきている。
ブログは確かに便利だしね。
ただ、ブログの問題点は、ブログで書いた内容の全体像がつかめないってこと。
例として世界旅行者と彼の旅行哲学(The Worldtraveller and His Philosophy)は、画像を簡単に縮小できるし、文章の修正も簡単だし、ftpソフトも不要で、世界中どこからでもインターネットカフェから書ける。
ただ、過去に書いた内容を調べるのが難しい。
そこで今は、その内容を整理して「旅行哲学」にまとめてます。
これだと、世界各地の情報が、地域別、国別にわかりやすいので、なかなかいいと思いますよ。
「旅行哲学」は、いまのところ、インフォシークに置いてあるわけだけれども、これもどこかのサイトへ、そのまま移動してしまってもいいわけだしね。
そういう風に、サイトの場所にこだわらない、というのがこれからの流れになっていくだろう。
2004/09/13 河口慧海の「チベット旅行記」を読む。
「チベット旅行記」(上・下)
河口慧海(かわぐち・えかい) 著(長沢和俊 編)
白水Uブックス
各950円
2004年8月10日発行
この本は、河口慧海(1866〜1945)が、32歳の時インドからチベットへ入国し、帰還するまでの冒険旅行記。
インドへ行ってからも、ダージリンでチベット語の勉強をしたりと、インドからチベットのラサに入るまで3年かかっている。
新聞に口述筆記で「西蔵探検記」を連載、それをまとめた「西蔵旅行記」が1904年に出版。
「西域探検紀行全集」の一冊として、1967年に出版されたものを、今回文庫本とした。
インターネットのいいところは、「河口慧海」と検索をかければ、その人物のことはたいてい調べられるということ。
なので、細かいことはここには書きません。
話のネタになりそうなところとしては…。
チベット人は身体を洗わないので、ものすごく不潔で、食物を食べた食器は拭くだけ。
トイレに行っても、ウンコをしてもお尻を拭きも洗いもせず、そのままにしている。
チベット人は金に汚く、人をすぐ裏切る。
チベットの学者は、ほとんど学問を知らない。
カムの人は、人殺し、強盗が普通の生活だ。
チベット人は一妻多夫で、妻の力がとても強い。
みたいなことかな。
この時代、チベットは外国人の入国を禁止していたので、慧海はとんでもない遠回りをして、人の通らない道を通り、カイラス山をまわってラサへの道を辿る。
その途中では、雪の中で座禅を組んで一晩明かしたとか、普通ではとても考えられないようなことが書いてある。
発表当時はずいぶん内容に疑問がもたれたらしい。
ただ、登山関係者などによると、その記述は正確だとか。
ところで、河口慧海が学んだ、ラサのセラ寺には、僕も一人で行って、そこでバターを灯明に加えて祈ってきたんだよなー。
最初の予定ではセラ寺に行くつもりがなかったのに、ある事件が起きて突然行くことになったのは、神の導きなんだろうね。
読みやすい形で「チベット旅行記」が出版されたので、これからチベット旅行に出る旅行者の必読書となるのではないかな。
というのは、昔のシガツェやラサのお寺の状況なんかが描いてあるからね。
セラ寺について: BLOG 旅行哲学
2004/09/14 ネットカフェでインターネットをやって悟ったこと。
しばらく自分のコンピューターが使えなかったので、ネットカフェで、時間を気にしながら、メールチェックなんかしてました。
ネットカフェでコンピューターをいじると、パスワードをいちいち入れなければならないのと、単語の変換なんか面倒。
自分のコンピューターだと簡単にできる一つ一つの作業にかなり時間がかかって、やはり自分のパソコンは自分の身体の一部なんだなー♪と、わかりました(笑)。
で、ネットカフェだと、だらだらやってると(もちろん)お金がかかるので、必要最小限のことをやってました。
メールチェックだけではもったいないし、(自分のコンピューターじゃないので)ホームページも更新できず、BLOGに書いてました。
それが、「世界旅行者と彼の旅行哲学」 http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/ です。
このBLOGはもう、大手の人気ブログリストにあがっているようですよ。
ただ、BLOGはただの日記なので、どこにどんなことを書いたのかわかりにくいので、「旅行哲学」 http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/ にまとめてあります。
これからは、簡単に書けるBLOGの時代かなー(笑)。
なにしろ、今週の週刊誌では、何誌も「美女がBLOGでヌード写真を披露」とかいう、頭の悪い記事が載ってたからねー(涙)。
ヌードなんか、今までのサイトでも、うんざりするほどあったんだからさ。
それ以前に、単純明快に掲示板にヌードを乗せてる女性もたくさんいるんだから。
もう、まともな主張をすることも、皮肉の効いた高級な冗談を書くことも、ヌード写真も、インターネットでなにかすること自体が、もう時代遅れのような気がするよね…。
正直、いまどきちょっと面白いことを書いても、たいした反響はないしね。
ニフティのパソコン通信で書いてたときのように、参加者が頭の固い、暗いパソコンオタクの馬鹿だらけで、ちょっとからったり、ちょっとレベルの高いことを書くと、ワーッと騒ぎ出したころが懐かしいね(笑)。
馬鹿をいじるのは、本当に簡単で、哀しかったね。
インターネットに書くことが効果がなく、意味がないとしても、今ちょっと思っているのは、世界旅行者として、自分の旅行の話は、自分のための記録として残しておかなければならないだろう、とは思ってます。
2004/09/18 「中米旅行記」を別のサイトにアップしています。
僕の最初の世界一周旅行の話は長すぎて、本にもポツリポツリとしか書いてない。
ただ、まとめておいた方がいいのではないかとアドバイスされて、その一部、中米旅行の部分だけは、僕の個人誌「世界旅行者」に「中米旅行記」として、99パーセント書き終えてました。
これを僕が、文藝春秋の編集者に渡して、その東大出のエリート編集者が「うち(文藝春秋社)からは無理ですが、子会社のネスコから出しましょうか」という話があったんだよね。
なにしろ15年も前の、1989年の旅行なので、いまから見れば情報としては古いんだけれど、逆に言うと、今ではゼッタイに調べられない、僕が書かないとわからないいろんな情報が詰まってるわけ。
ちょっと読み返してみると、そのころは、欧米人も日本人も人数が少なかったので、互いに気軽に声を掛け合って、一緒に食事をしたり、酒を飲んだり、途中の旅を一緒にしたり、いろいろ楽しかったなー。
今では、日本人は日本人だけで固まり、欧米人も日本人に興味を失ってしまって、そんな交流もないみたいだ(日本女性と欧米人男性を除いてはね…)。
さらにこの「中米旅行記」は、@niftyのこのサイトではなくて、別のサイトにアップしてます。
というのは、@niftyが終わる時期が、もうすぐそこに来ていると思うからね。
それに、一つのサイトに一人の人が、自分の話をまとめて書くという意味は、もう存在しないんだよ。
どこにあっても、人気があれば(アクセスが多ければ)、今は、すぐに検索に引っかかるんだから(笑)。
そんなサイトをあちこちにたくさん作っていたほうが、一つのサイトの、しかもトップページのアクセスカウンターの数を気にしなくて済むだろうしね。
ま、そんなところです。
その「中米旅行記」へリンクするバナーがこちらです。
クリックすると「中米旅行記」の1989年へ跳びますよ♪
2004/09/25 いま、どんどん「中米旅行記」をアップしている理由はね。
今日、中米旅行記の#10と#11をアップしました。
個人誌「世界旅行者」に、すでに書いてあるものだから、ちょっと改行をすればすぐにアップできる体制です。
僕はもともと、ものすごい量の文章をすでに持っている。
けれども、それは、出版社からの依頼があって初めて、本にして出そうと考えていた。
ただ、僕も全く売り込んでないし、しばらくいろいろほかの事を考えていたので、発表できなかったんだ。
僕の友人の、テレビ関係の構成作家は、「一番いいところを書かないとダメ」と言ってたが、僕は、わざと面白いところは隠してたんだよなー。
それも、僕はいまの形の出版システムはすぐに崩壊して、作家が直接読者に本を販売できるような、そんな方向へ進んでいくと思ってたから。
ところが、やはり日本は、変化が遅いんだよね。
それに、フランソワーズサガンも、今年の9月24日に、69歳で死んじゃったし、僕もいつまで生きられるか、わからない(涙)。
だから、書いたものはどんどん発表していこうと思っている。
そうすれば、僕がこの世を去ったあとも、僕の名前は伝説の世界旅行者として残るだろうからね。
その中米旅行記はこちらね。→中米旅行記
2004/09/27 「森村桂」氏と「天国に一番近い島」
森村桂(もりむら・かつら)氏が、今日、なくなられた。
「天国にいちばん近い島」などの青春小説やエッセーで若い女性の共感を集めた作家、森村桂(もりむら・かつら、本名・三宅桂=みやけ・かつら)さんが27日午前10時51分、長野県の病院で死去した。64歳だった。

 告別式の日取りは未定。連絡先は長野県軽井沢町長倉池の平4の170。喪主は夫、三宅一郎氏。

 暮しの手帖社勤務を経て、1964年に単身ニューカレドニアなどを冒険旅行。66年、その体験をまとめた「天国にいちばん近い島」がベストセラーになり、大林宣彦監督の映画も大ヒットした。自らの体験を元に、恋や結婚の悩みを明るくつづった小説で人気を博し、その他の作品に「結婚志願」「違っているかしら」「アリスの丘のケーキ屋さん」など、著書は80冊を超える。85年に軽井沢町に趣味のケーキ作りを生かして「アリスの丘」ティールームを開店、同町の名物の1つになった。近年は画家としても活動していた。

森村桂は育ちのいい、お嬢さんだった。
それで、一般の社会常識で変だと思うことは変だと言い、思うとおりに行動して、ニューカレドニアにも行った。
「天国に一番近い島」はその経験を基に書かれたもので、ベストセラーになった。
森村桂は、いつまでたっても夢見る少女のようなことを考えていたので、夢見る少女を残している女性層に大人気となった。
流行に乗って、軽井沢に移り住み、ティールームを開店するなど、何時までも少女の感性を残していた。
ただ、顔がよくなかった。
それと、頭もよくなかったようで、時代に取り残され、飽きられたら、誰からも相手にされなかった。
というか、森村桂の育ちのよさと、正しいものを正しいと言い切る感覚は、下品でがさつで馴れ合っている日本社会というものとは、もともと合わなかったんだよ。
日本社会は、森村桂の一部だけを持ち上げて、捨ててしまったんだね。
1984年に原田知世主演で、なぜか角川によって強引に、「天国に一番近い島」が映画化された(が、ヒットしなかったんじゃないかな)。
僕が思うのは、このタイプの、夢見るOLさんたち対称にした女性向けエッセイは、群ようこと同じ客層を狙っているんじゃないかな。
群ようこは意識的に演じているが、森村桂は本物だった。
ただ、どちらの本も、結局は、現実逃避のただの気晴らしだけで、OLさんの人生に何の役にも立たないことだけは確かだね。
僕の本は、実際に読者を心から感動させ、人生を変えてしまうところが大きく違うところだ。
それから付け加えておくが、芸能界では、名前に「圭」という形が含まれている場合は、顔は悪いようだ。
そのいい例として、名前に「佳」とある(よく「桂」と「佳」を間違える人がいるが、注意してね)小椋佳が挙げられるが、小椋佳が「彷徨」などで売れに売れていたとき、顔は隠していて、発表していなかったよ。
で、顔を隠しきれなくなって、あの禿げ頭でデブのおっさんが出てきたときは、みんな「僕の(私の)青春を返して〜!」と、叫んだものだったね。
ところで、今朝(2004/09/28)森村桂が自殺らしい、という報道があった。
彼女は、初めてニューカレドニアに旅をしたときのみずみずしい想い出を持って、そのときのキモチのまま、旅だっていったのだと思う。
ご冥福を祈ります。
by 世界旅行者
2004/09/29 いま、サイトにいろいろと手を入れつつありますが、なかなか大変です。
いま、「世界旅行者の部屋」のトップページのリンクを整理し始めています。
同じような内容で、重複しているので、もっと見やすく、わかりやすくしなければならない、と考えているわけ。
で、大きな流れとしては、@niftyにおいてあるこのサイトは、最終的には、どこかへ移動させてしまうことになるだろう。
というのは、僕が前から主張しているように、インターネット接続そのものの流れが、変わろうとしているから。
つい最近、時代の先端を行く僕のファンと会ったんだけれども、その人は固定電話を持たずに、エアーエッジで繋いでいるとか。
エアーエッジも128kb程度出るらしいが、僕が電話線でダイアルアップすると44kbくらいだ。
44kbでは遅すぎて、「旅行哲学」のトップページの、小さい画像が並んでいるところを見るにはちょっと重いんだ。
でも、定額接続で料金を気にしなくていいなら、気にならないかもしれない。
で、ケータイのインターネット接続がもう少し速くなれば、なにもわざわざ面倒くさいモデムに線をたくさん繋いだりして、わざわざADSLでやることはないんだ。
そういう時代では、ある特定のプロバイダーの管理するプロバイダーのサイトというものは、実際使いにくいわけだよ。
プロバイダーというものと、インターネットのサイトを提供する機能とは、別に考えるべきなんだけどね。
つまり、@niftyは僕のもともとのサイト http://member.nifty.ne.jp/worldtraveller/ を残しておいて、そのままサイトだけの維持費として料金を取ればよかったんだよ。
例えば、今僕が作っている「中米旅行記1989」も、「旅行哲学」も、広告の付いた無料サイトにおいてあるが、この広告は、小額の料金を払えば消すことができる。
例えば、「旅行哲学」の場合だと、年間3150円払えば、広告が消える。
だとすると、プロバイダーを変更する可能性があるならば、そういうところにサイトを作ったほうが有利なんだよね。
また、気が付いている人もいると思うけれど、「中米旅行記1989」は、わざわざ中米旅行記だけのためにあるわけだ。
なにも自分の持つ一つのサイトに、全部の情報を放り込む必要はないんだよ。
たまたま見つけた「はてなダイアリー」で、画像が簡単に縮小できるので、面白くてどんどん縮小していたが、縮小画像だけでは面白くないからと、サービスで文章を加えたら、「はてなダイアリー」自体が、インターネットでかなりの評判を呼んでいるようだしね。
ただ、「はてなダイアリー」では、過去の情報の検索がしにくくて、どこになにが書いてあるかさっぱりわからないので、それを整理した「旅行哲学」を作った。
将来的には、こちらの方がわかりやすいから、アクセスも伸びることだろう(まあ、自分の整理ために作ったんだけどね)。
このサイト「世界旅行者の部屋」は、トップページからのリンクがものすごく多いわけなんだけどね、それを思い切って、いくつかのサイトに分散させてしまった方が、スッキリするかもしれない。
というのは、僕の目的は、この「世界旅行者の部屋」がアクセスを伸ばすことではないんだから。
僕は、ただ、このサイトを使って、世界旅行者という名前を売りたかっただけで、別にこのサイトがなくなっても、ちっともかまわないんだから。
このサイトの問題点は、たぶん、恋愛論と旅行論と人生論、冗談、まじめな話、いろんな人への呼びかけなんかが、ごちゃごちゃになってるところだろうとは、僕もわかってるんだけどね(笑)。
というわけで、徐々に手を入れているんだけれど、正直、これだけごちゃごちゃしていると、どこから手をつけていいのか迷ってしまう。
それで、まだスッキリしていないんだ。
でも、ちゃんとわかりやすくするつもりです。
ただ、わかりやすくする中で、今までに書いたものの一部を、消してしまう可能性もあります。
ですから、今のうちに、このサイトの隅から隅までを、探っておくといいかもしれませんよ…(笑)。
2004/09/30 野球なんかどうなろうと誰も困りはしない。ただ話のネタに使われているだけだ。
日本という国、社会は、ある一つの現象が起きると、それにとらわれてしまって、みんなが同じことを語るが、それが嵐のように過ぎ去ると、みんな一斉に忘れてしまって、次に現れる新しいものごとにとらわれることを繰り返している。
例えば、プロ野球の一リーグ制問題にしても、(このサイトを読めばわかるが)僕は一リーグ制に賛成だった。
というのは、2リーグが一リーグになるのは、とにかく変化ではあるわけだからね。
ある制度が長く続けば、かならず制度疲労を起こして、続かなくなる。
その時は、解決方法としては、その制度を大きく変化させるしかないわけだ。
変化させないならば、ただ捨てるしかないよ。
ところが、日本のマスコミや野球ファン、野球評論家、わけのわからないスポーツ評論家、一般大衆が主張したことは、単純に「変化はイヤだから、2リーグ制のままにしよう!」って、これだけなんだから…。
表面的には、一リーグ反対論者の方に分がありそうに、いろいろ理屈をつけているんだけれど、2リーグだったら今までと変化がないわけだ。
変化なしに今の制度が維持できないってことは、わかってるんだよ。
このプロ野球の問題も、大きく見れば単純明快で、単に「日本人は制度の変化を徹底的に嫌う」ってことの、さらなる証明に過ぎないんだよ。
でもそうやって現状維持に躍起になっているうちに、野球は見捨てられていくだろうね。
というのは、野球というものは、日本社会の中で、誰でもが共通に話のネタにできるものとして存在していたわけだ。
つまり、話題のない、何も面白いことを考えられない日本人が、他の人との共通点を見出すために野球の話題を使っていただけなんだよ。
だから、安酒場に行けばサラリーマンが「今年のジャイアンツはどーもねー」と、話せたわけだし、それでなにか自分が話題が豊富な、話し上手な気分になっただけなんだ。
もちろん話す内容は、スポーツ新聞や夕刊紙の受け売りなんだけどさ(涙)。
日本のサラリーマンは、映画の話題も、音楽の話題も話せないから、野球が存在しただけなんだよ。
そんなノンビリした時代は終わってしまったから、もう野球を見る意味がなくなってしまったのね。
でもまあ、日本人にはもっと大好きなセックスの話題があるわけだから、テレビの女子アナを見て、「小林麻耶の声がたまりませんなー。ああいう女はベッドではこうなんですよ♪」と話していればそれでいいんだよ。
しょせん日本人は、野球なんかよりもセックスの方が好きなんだからさ。
野球がなくなろうが、本当は日本人は気にしてないんだ。
ただ、みんなが野球のことを話しているから、みんなと同じことを話しているだけなんだよ。
2004/10/08 日本の野球には大きな変化が必要だ。その例。
日本では常にテレビが報道することに注目が集まって、ほかの事は忘れ去られてしまう。
ただし、これは、テレビが主導して流れを作っているのではなくて、大衆の欲求がテレビを動かしているだけだ。
テレビが社会を動かしているのではなくて、大衆の欲求をテレビが後追いしているだけなので、テレビ関係者は思い上がらないようにね。
ま、テレビが意図的に作るブームも確かにあるが、それは「ハルウララ」(ほら、もうみんな忘れたでしょ?負け続けの馬だったっけ)とか、韓流ブームみたいなもので、ごく一部のお調子者が乗るだけで、すぐに忘れ去られてしまう。
これも、大衆が退屈だから、テレビが取り上げるものに、わざと「乗ってあげている」だけなんだ。
昔あった、ビートたけしの番組で次々とやったイベントに大勢の人が集まったようなものだね。
アレは、テレビが大衆を動員したのではなくて、大衆がテレビを利用して遊んであげただけなんだよ。
芸能人の葬儀に一般大衆が面白がって集まるのと同じことだ。
さて今年のテレビでは、少し前は北朝鮮による拉致被害者問題、それに関連してジェンキンスさんの帰国問題が盛り上がった。
次には、アテネオリンピックで日本中が沸きに沸いたが、もうアテネオリンピックがあったことさえ忘れている日本人がほとんどじゃないかな(実は僕も忘れていたよ)。
2004年の9月からは、日本国民の関心は、日本のプロ野球の近鉄とオリックスの球団合併問題、一リーグ制、プロ野球新規参入問題へと移ってしまった。
でも、これもまたすぐに忘れ去られる、どうでもいい問題だよね。
というのは、野球というスポーツはこれからどんどん見捨てられていくに決まっているからね。
実は野球には、根本的に重大な欠陥があるんだ。
それは、試合時間がいくらでも延びるし、その結果、終了時間が決まっていないこと。
基本的に試合時間が決まっているサッカーバスケットボール、アメリカンフットボール、アイスホッケーなどと比べると、ソフトとして扱いにくいわけだ。
終了まで何時間かかるかわからないようなソフトは、それを主体的に楽しむことが計画できないので、現代社会から取り残される。
だから、決まった時間内で楽しめない野球というスポーツ=ソフトは、すでに終わっている、過去のスポーツなんだよね。
アメリカなんかはノンビリと野球を見るのがその生活スタイルに合致している人もいるから、それなりに存在することも可能だろう。
でも、日本ではそんな時間はない。
定年退職後の熟年層がファンになるかというと、ファンになったところでテレビを見るだけで、野球関連の購買意欲はほとんどないので、存在しないのと一緒だ。
これを解決するには、野球に時間制限をつければいいわけだ。
テレビでゴールデンタイムに放送するなら、午後7時に始まって、午後9時45分に終了するのが望ましい。
だから、野球の試合は午後9時45分の時点で、表裏が終わった回で打ち切りにすればいい。
もし途中で打ち切る場合は、その状態を保存して、次の試合に反映させることにすれば、打ち切りになった回のデータも引き継がれる。
シーズンの最終試合だけ9回までやれば、落ちはつくからね。
また、野球というのはだらだらしていて、ほとんど興奮できない、時代遅れのスポーツだから、ルールの大幅改正が必要だね。
例えば、試合前に各チームの選手がくじを引いて、一人が選ばれ、その人の成績が二倍になるとか。
つまり、選ばれた人がシングルヒットを打てば二塁打に、ホームランを打てばその得点が二倍になる。
その人がワンアウトになれば、ツーアウトになる。
さらには、各回スリーアウトチェンジではなくて、点数が入らない回が続いたら、ある回はファイブアウトにするとかね。
いろいろ考えたらいいんだよ。
でもまあ、テレビでは野球がなくなったら困るみたいな意見が多いけれども、普通の人間はどーでもいいんだよ。
野球がなくなって困るのは、怪しげな野球評論家、スポーツ評論家、野球解説者くらいのものだよ。
とにかく、野球を続けたいのなら、とにかく現在の2リーグ制のままではダメだから、1リーグ制か、3リーグ制か、5リーグ制にすることから、始めなければならないだろうね。
2004/10/10 BLOGとウェブメールで@niftyのお先は真っ暗、脱出先は無料サイトに。
「世界旅行者協会」http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4242/のサイトを、「世界旅行者の部屋」のリンクから外しました。
これは、ジオシティーズがシステムを変更して、無料ホームページとヤフーのIDとを関連付けたからなんだ。
昔のアドレスを使ってこれを続けることは可能らしいが、面倒だ。
それに、この世界旅行者協会のサイトは、最近全く更新してなかったので、ちょうどいい機会だと、放棄することにしました。
その変更の関係であれこれやっているうちに、「中米旅行記1989」ができてしまったんだけどね(笑)。
現在は、インターネットがさらに急激に変化しようとしている。
その一つが、BLOGの増加だ。
BLOGは簡単に作れるだけではなくて、「トラックバック」もできる。
問題は、僕自身、トラックバックがいったい何のことか、さっぱり理解していないことなんだけれどね。
でも自然と、自分のBLOGにトラックバックができてるので、わからなくてもいいんじゃないかな(涙)。
しかもBLOGに書いたことは、すぐにインターネット全体に反映される。
例えば、僕が先日、タシケント(ウズベキスタン)にあるナボイ劇場が旧日本軍の抑留者によって立てられた話を書いたら、その翌日には「ナボイ劇場」で検索した結果のトップに、このBLOGサイトが引っかかっていたよ。
BLOGに書くのは、自分でウェブサイトを作るよりずっと簡単だし、修正もお手軽にできる。
それにだいたいはBLOGを提供しているサイトで、参加者のBLOGの紹介もやっているので、簡単にアクセスがあがるみたいだ。
しかもBLOGは、さらにどんどん進化している。
「はてなダイアリー」では、つい先日カウンターが付けられるようになった(僕が知らなかっただけかも…)し、作者の画像入りのプロフィールもくっつけられるようになったよ。
これからさらに便利に、もっと使いやすくなっていくに決まっている。
ということは、普通の、個人のウェブサイトは、ほとんどBLOG化してしまうだろう。
ただ、BLOGはあくまでもある会社のサーバーの中にあって、サーバーがダウンしたり、その会社が倒産したりすると、自分の書いたものがあっけなく消滅してしまう怖れがある。
また、BLOGはだらだらした日記みたいなものなので、全体像がつかみにくい。
そこで、僕は「はてなダイアリー」の内容をわかりやすくして、地域別に分類して、文章も整理して、「旅行哲学」というウェブサイトを別に作ってる。
でももっとBLOGが進化すれば、そういう機能もくっつけられるようになるだろうね。
また、e-mailもどんどん進化している。
今日、僕のhotmailの容量が「2MB」から一気に「250MB」に増加したよ(もっと前に増えてた人もいるみたいだけどね)。
ヤフーのメールは、とっくに容量を増やしてた。
これで、普通に取ったデジタルカメラの画像を、縮小せずにウェブメールで送れるようになったわけだ♪
こうして、メールも、BLOGも、プロバイダーではない方が、便利で使いやすい状況になった。
とすれば、僕が何年も前から言ってるように、BIGLOBEも@niftyも、お先真っ暗なんだ。
僕はKDDIがインターネットの勝ち組になるとおもう。
ケータイで高速通信ができるシステムを作れば、@niftyは即死するだろうね。
プロバイダーしかやったことのない@niftyには、生き残るビジネスモデルがないから、それで決まりだと思うよ(涙)。
ま「@niftyは一気に潰れる」という意識、それが世界旅行者が、この「世界旅行者の部屋」を@niftyから移動させなければならないと、ちょっと焦って、あちこちに別にサイトを立ち上げている根本原因なんだけどね(笑)。
2004/10/15 掲示板というカタチも、もう終わったみたいだ。BLOGのコメントか、e-mailがそれに代わるかもしれない。
それから、「掲示板」というカタチも、すでに時代遅れになってしまったようだ。
「地球の歩き方」掲示板も、とっくに意味のある書き込みはなくなってしまった。
そういう意味ではまた、巨大掲示板「2ちゃんねる」も、そろそろ終わりになるだろうね。
さっきちょっとチェックしてみたけれども、はっきりと、元気がなくなっているのがわかる。
それで、ヤフーの「知恵袋」とかの、だらだらと質問し回答する場所に流れてきているんだけれど、それもまた、元気がないんだよね。
これからは、無能な人たちが集まっているというだけの、掲示板も滅びてしまうだろう。
とすると、それに代わるものは、BLOGに対してのコメントと、容量が増大したウェブメールになるんじゃないかな。
と、世界旅行者は分析、予想しておきます。
2004/10/19 ジオシティーズのサイトは、最近かなり進化しているみたいです。
ジオシティーズはヤフーの傘下に入って(買収されて)、サイトを作るためには、ヤフーのIDが必要になった。
もちろんヤフーのIDは、無料で、いくつでも簡単に作れる。
一つのIDで、別にいくつか作れるニックネームでもサイトは作れる(しかし、一つのIDで作れるサイトは一つだけ)。
ま、それで試しに、面白がって「ken_the_worldtraveller」というニックネームを作って、http://www.geocities.jp/ken_the_worldtraveller/というサイトを立ち上げた。
立ち上げたのはいいけれど、作っただけで、別にやることがないから放っておいた。
ただ、ふと思いついて「中米旅行記1989」をアップしていったら、なんとなく収まりがついてしまった。
で、いろいろといじってたら、ジオシティーズのサイトは以前に比べてずっと使いやすくなっていたよ。
例えば、ジオシティズのサイトでは、各ページのアクセス数がわかる、またそこにカウンターをつけるのも簡単だ。
やる気になれば、すべてのページにカウンターが付けられるようになっている。
だからジオシティズのサイトの恋人募集には、その練習で付けたカウンターがあるよ。
別のサイト「旅行哲学」 http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/ にしても、トップページ以外にカウンターが付けられるようになっている。
例えば、アジア http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/asia/asia.htm みたいにね。
はてなダイアリーでも、アクセスのリンク元がわかるようになっている。
新しくできたシステムは、なかなか便利に使いやすくなっている(当然だけどね)。
ところが僕のこの@niftyのサイトはそういうシステムが組み込まれてないんだよね。
古いままで、特別な機能が全く付いてない。
その上、容量もメチャ少なくて、動画や画像、音楽を入れたい人はとても使えない。
僕はテキストだけだから、まだ何とかやれるけどさ。
結局、プロバイダーのサービスでしかないサイトは機能が落ちるわけなんだ。
@niftyにしても、ホームページをメインにはしていないからね。
@niftyにはBLOGもあるが、特徴も何にもなく、ただ、@niftyの会員でないと使えないという欠点があるだけだよ。
だから、BLOGにしても、ホームページにしても、それ専門のところに移動して行く流れだ。
チャットにしても、出会い系サイトにしても、ヌード写真にしても、e-mailも、全部それ専門のところに移動していくに決まっている。
ということは、プロバイダーは接続業者にならざるを得ず、接続業者ならばそれ専門の会社が接続だけやった方がいいんだ。
しかし、固定電話は全部携帯電話になり、インターネットの接続はADSLや光ファイバー(も残るだろうが)から、無線接続になるんじゃないかな。
だとすれば、いま有線接続に投資をすると、大損するんじゃないか、とも思うけれども、それはどうでもいい。
ただ、ジオシティズのホームページが、誰でも簡単に作れて、なかなか使いやすく、機能充実で、おもしろいよっと皆さんにお知らせしたかっただけなですね。
2004/10/23 新潟の地震で全部の民放が一斉に同じ報道をする日本の不思議。
まあ、これは、まともな知性を持っている人ならば誰でも考えていることなんだけれど、一応書いておきます。
日本という国は、全部が横並びの国だよね。
新潟の地震があって、確かに、ある程度の被害は出ているわけなんだろうけれどさ。
でもそのために、わざわざ全部の民放が通常の番組を地震報道に変える必要があるかな??
地震は終わってしまったのだし、万が一これからさらに地震が起きるとしても、テレビでだらだらと情報もない地震報道を繰り返したからって意味はないじゃないか。
第一、本当に被害にあっているところでは、停電になっていたり、テレビを見るような状況ではないかもしれないんだしね。
こういうときこそラジオの出番なんだよ。
ラジオならば、最近は手回し発電機能のついた災害用ラジオだってあるんだから。
僕が思うのに、これは、テレビ局員の劣等感のせいだと思うよ。
朝から晩まで何の役にも立たない、中身のない、バラエティ番組ばかり作っているから、こういう災害の時に変に、必要以上にがんばってしまうんだよなー。
でも、誰もテレビ局に、同じ情報を繰り返すだけの災害報道なんて期待してないよ。
こういうときこそバラエティ番組が必要なんだよ。
人間、不安な時こそ、馬鹿馬鹿しいお笑いを見て、心の底から笑いたいんだから。
危機に陥った時に深刻な顔をするのではダメなんだよ。
そうじゃなくて、危険が迫っている時こそ、それを笑い飛ばすような心の余裕が必要なんだよ。
日本人というのはもう、とにかく、「一斉に同じことをすること」それ自体が目的になってるんだから。
このメンタリティは、大東亜戦争のときから全く変わってないんだ。
この状況を見ても、日本人には個性も、独創性もまったくないってわかるよね(涙)。
2004/10/23 「日本プロレス帝国崩壊」を読む。
「日本プロレス帝国崩壊」 世界一だった日本が米国に負けた真相
タダシ☆タナカ 著
講談社
1400円
2004年9月17日 第一刷発行
米国のWWF(WWE)が成功したのに対して、日本のプロレスは低迷したままだ。
その理由は、プロレスが筋書きのあるショーであることを、まだ隠しているその旧態依然の体制にある、という話。
文章は繰り返しが多く、何を言いたいのかよくわからない。
著者は日本のプロレスファンを馬鹿にしているが、やはりそういう人たちを見てきたので、自然と頭が悪くなってしまったのだろう。
それはそれとして、ただ一点、面白いことが書いてあった。
プロレスファンには、マーク、スマート、シュマークの三種類ある。
マークはプロレスのヤラセをそのまま信じてくれる単純な客。
スマートはプロレスがどうやったらもっとよくなるかを考え提案する知的な本物のファン、ただし米国でも1パーセント程度。
シュマークはその中間で、変に物知りだがそれだけの自称マニア層。
そして、日本では自称マニアのシュマーク=オタク連中が多い。
プロレスは、こういうオタクファンを切って、シュマークとマークを対象にしなければならない。
つまり、プロレスの世界でも、日本は中途半端な半可通だらけで、本質を見ることができないってことね。
これは実は、旅行者の世界でも一緒なんだよ。
旅行もたいしてしたことがないのに、変にマイレージのことばかり考えるマイレージオタク
添乗員程度で海外旅行がわかっていると勘違いしている世間知らず
インターネットで調べれば旅行のことが判ると考えるコンピューターオタク
ちょっと東南アジアを旅行した程度の乏しい海外旅行経験と耳学問で他人に説教をする教えたがり
安っぽい旅行ガイド本を持っているだけで海外旅行通になったと思い込む、ただの阿呆
最初から全部手配して、泊まるところはどこも一流ホテルで、観光はタクシーで、旅行した国の数だけ増やしている自己満足サラリーマン
なんかね(笑)。
こういう中途半端な連中は、海外旅行の世界でも大迷惑なんだよね。
ところが、日本にはこのレベルの、頭の悪い迷惑な連中がウジャウジャいるわけなんだよ。
この中途半端な自称旅行通諸君がプロレスファンで言うのシュマーク、
そして海外旅行を知らないで、海外旅行ならば何でもかんでも楽しいと思っているのが素人さんの、つまりマーク。
そして、もともと頭が切れる上に、膨大な海外旅行経験もあり、旅行の本質がわかっている、僕のような世界旅行者をスマート
というわけなんだよね。
この本の著者も、日本のプロレスファンのシュマーク連中のことにうんざりしているようだ。
僕もまた、日本の海外旅行シーンにうろちょろしているシュマーク(勘違いした半可通)諸君には、うんざりしているよ(笑)。
2004/10/26 人間にとって大切なのは、最初は水、しかし食べ物よりも、睡眠、排泄、そして性交。
「新潟県中越地震」で、10万人もの人が自分の家を離れて、避難生活を送っているという。
最初は、食べ物や水がないという話だったが、それはおそらく、すぐに解決されるだろう。
危険に直面して緊張している時は、食欲はわかないものだし、2、3日食べなくても、人間は水さえあれば大丈夫だ。
つまり、飢えや水がないことで死ぬ人はいない。
でも、慣れない共同生活で、精神的に疲れてしまって、その結果死亡する人が多いようだ。
共同生活といっても、結局、プライバシーがないんだよね。
世界旅行者は誤解を恐れずにズバッと言うが(ま、今のところ世界旅行者が何を言っても日本社会に影響力もないことだしね)、災害にあって、生命の危険を感じた時は、性欲が異常に強くなるものなんだ。
だから、誰かと抱き合いたいし、セックスをしたくなる。
ところが、プライバシーがないものだから、思う存分セックスができないわけだ。
これがストレスになるんだよね。
また、何千人も集まっているところで、トイレが自由に使えない状態だとか。
これはまずいよ。
人間は、緊張する状況を目の前にしたら、必ずトイレに行きたくなるものだ。
これは、戦いに望む前に、オシッコやウンコを身体から出して、いつでも思い切り戦える状態を作るという生理的に自然な現象なんだね。
例えば、世界旅行者の旅行記を読めばよくわかるが、長距離のバスに乗る前に何度もトイレに行く。
それ以外に、国境を越える時も、その前にトイレに通うんだね。
これは、危険を感じた時はその前にトイレを済ませるという、動物としての自然な本能なんだよ。
で、僕の世界旅行の経験から言っても、危険を感じた時は食欲はなくなる。
2日くらい何も食べなくても、なんとも思わない。
だからね、避難生活をしている人たちが本当に必要としているのは、食事でも水でもなく(もちろんこれも必要なんだけれど、それ以上にね)、ゆっくりと寝て、思い切りウンコができて(オシッコはどこでもできるものだからさ)、やりたいだけセックスができる環境なんだよ。
ただ、睡眠をとるということについては、日本人はキャンプや野外生活に慣れていないという根本的な問題がある。
欧米人は、とにかく野山を歩き回って、キャンプ生活をして、共同生活することが自然とできるように、小さいときから訓練している。
だから欧米人は、他の人と一緒の部屋に寝ることも、ほとんどストレスを感じない。
また、子供も含めて、こういう集団生活のときの振舞い方が、基本的に訓練、教育されているので、共同生活をスムーズに過ごすことができる。
日本の場合は、子供も大人も個室で生活することが普通なので、共同生活の訓練が不足していて、だから子供が走り回ったり、不必要に大声を出したりと、無駄なストレスを互いに与え合うわけなんだよね。
欧米人はセックスについても、ちっとも恥ずかしいことと思っていないので、セックスしたくなったらどこでもできる。
欧米人は他の人と一緒のドミトリー(共同部屋)でも、みんなが見ている前で堂々とセックスできるんだよ。
ところが日本人は、世界でも珍しいくらいセックス大好き民族でありながら、セックスを社会的には認知してはいないし、表面に出さないようなシステムがあるので、避難生活をしている時にセックスに困るってわけなんだよね。
それが精神的に疲れてしまう根本的な原因だ。
例えば、テレビ局のバカレポーターが「いま困っていることはなんですか?やはり食べ物ですか」と聞くとする。
すると「いえ、食料はたくさん送られてきていますし、水も大丈夫ですね。ただお年よりはプライバシーがなくて精神的に参ってるみたいです」と、答える壮年男性がいるとする。
ここで彼の本当に言いたいことはだね、「チンコが立って立って、猛烈にセックスしたいんですけれど、みんなに見られると恥ずかしいし…」ということなんだよ。
だから、最初の食料や水という基本的な欲求が満たされたあとで考えることは、誰でもセックスのことなんだ。
そこで世界旅行者が言いたいことはだね、「ティッシュペーパーとマスかき用のローションを、エロ本を付けて送れ!」っていうことだよ。
また、暗闇の部屋を作って、セックスしたい人が集まって、いくらでも思い切りセックスできるような乱交部屋を作るべきじゃないのかな。
もちろん、コンドームを大量に送っておかないと、10ヵ月後にはベビーラッシュが起きると思うよ。
これは、冗談ではなくてね、昔のニューヨーク大停電の時も、子供がたくさんできた歴史的な事実から、世界旅行者は論じているわけなんでね。
2004/10/27 イラクで拘束された香田証生くんを救って欲しいね。
今朝、イラクで福岡県出身の香田証生くん(24歳)がイラク武装勢力に拘束されて、「48時間以内に自衛隊が撤退しないと、殺害する」と脅迫されている。
これについては、まだ、事情が明らかになる前に、「みどくつFANくらぶ」(http://groups.msn.com/b7vd7i9f9bppug39h49oakq690)で、世界旅行者がプロファイリングしておいた。
イラクで日本人が捕まったみたいだけれど、
あの雰囲気でプロファイリングしてみると…。
イスラエルとヨルダンへ旅をしてイラクへ入ったのは、
ごく普通のバックパッカーのルート。 
長髪なので、日本からダイレクトに中東へ来たのではない。 
英語が中途半端に話せるので、
おそらく、ワーホリか語学留学をしていたのではないか。 
日本を出て、東南アジアか、インドでイラクへいけると聞き込んで、
調子に乗って入ってしまった、長期旅行者。 
または、オーストラリアのワーホリ崩れではないか。
 
今のところの報道では、香田くんは今年の初めにニュージーランドへワーホリに行って、それ以降旅をしていたバックパッカーらしい。
ボランティアでもなく、市民団体の活動家でもなく、普通の旅行者だよ。
さすが世界旅行者先生様、ズバリと旅行者のタイプを当てていたわけだね。
ところで、イラクの3馬鹿のときは、僕は完全に自衛隊イラク派兵反対派のヤラセだと確信していた。
だから、ゼッタイに彼らが死ぬことはないと、予想していて、それもズバッと当たった。
ところが今度は違う。
普通の若者で、旅行初心者なんだよ。
こういう普通の人は、ゼッタイに救わなければならない。
香田くん一人を救うためにイラクから自衛隊を撤退させるというのなら、これは意味があるよ。
そこを日本政府は考えて欲しいね。
さて、しかし、この香田くんがアンマン(ヨルダン)で泊まった宿というのが、例の「クリフホテル」なんだよ。
ここは、外国人旅行者には評判が悪いのに、日本人馬鹿旅行者だけがクターッと集まっている「日本人宿」なんだよなー。
クリフホテルの情報 → http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/trainfo/accomodation/meast.htm#jordan
日本人宿に泊まったら、そこには必ず、日本語で書かれた「情報ノート」があるんだよ。
そしてそのノートには、イラクへの行き方が書いてあるものだ。
また、クリフホテルに何人もいる、「イラクへ行って無事に帰ってきた日本人旅行者」の情報を入手して、舞い上がってイラクへ行っちゃったんだと簡単に想像できるよ。
だから、旅行者としては完全な素人。
僕なんかこういう危険なところには、ゼッタイ行かないからね。
旅行初心者に限って、危険そうなところへ行って、その旅を自慢するものなんだよ。
援助団体、ジャーナリスト、反自衛隊の活動家、ならば、僕はイラクで人質になって、万が一殺されても仕方ないと思う。
それだけの覚悟があるはずだからね。
でも、バックパッカーの若者なんか、思想も何もなくて、面白そうだから調子に乗って入国しただけなんよ。
つまり、赤ん坊のようなものなんだ。
としたら、赤ん坊だからこそ、命を救うべきだと僕は思う。
なんの人間的、組織的なバックグラウンドもなくて、ただ好奇心でイラクへ入ってしまったバックパッカーの香田くんを救ってこそ、日本政府が人命を重んじる民主的な政府だと世界に知らせることができるんじゃないのかな。
それにしても、こういう純粋なバックパッカーには、社民党も、共産党も、援助団体も、冷たいんだよ。
日本という社会は、組織に属していない個人なんか、簡単に見捨てられてしまう、冷たいところだと、よくわかるよね(涙)。
2004/10/27 BLOG「はてなダイアリー」の力は思ったよりも大きい。
今インターネットの流れは、ホームページからBLOGへと急速に移っているようだ。
というのは、上の「香田証生」くんの話を、ここに書いて、そのまま、僕のBLOG世界旅行者と彼の旅行哲学(The Worldtraveller and His Philosophy)にアップした。
今日のBLOGは「ヘルシンキ港に停泊するバイキングラインとシリアライン」という、なかなか知的なさわやかなオハナシだったんだ。
でも、今日のように、香田証生くんのニュースが日本中を駆け回っているときには、一応…と思ってアッチにも、ここに書いたことをそのままアップした。
ところが、今チェックしたら、わざわざBOLGで「香田証生」を検索して、それでBLOGを読んでる人が100人もいるんだよ。
これはすごいね。
BLOGは、とにかく、書いたことがそのまますぐに反映されるんだ。
そういう意味では、確かにBLOGの時代なんだと思うよ。
いや、ホント。
でもまあ、今までは、世界旅行者の名前は、今まではごく一部の本当に旅行を愛する人たち、それから多くのインターネット旅行オタクにしか知られていなかったわけだけれど、BLOGによって、一気に、世界旅行者は全日本的な名声を獲得するんじゃないかな(笑)
2004/10/28 イラクで拘束された香田くんを非難する日本人の心の貧しさ。
日本という国は先進国ではトップの自殺率だ(←自殺率の国際比較 http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2770.html)。
それは日本社会が経済的に貧しいからではない。
日本人の自殺率が先進国中トップなのは、日本社会そのものに問題があるからだ。
日本社会の中で、個人個人が社会の中で本当に生きる目的がなく、生きる理由を見出せないから、自殺が多いんだよ。
決して飢えて死ぬことはない日本で、自殺が多いのは、社会全体が「弱いものイジメ」の構造を持っているからだね。
日本には、社会から外れた人間を徹底的に攻撃するシステムがある。
また、そのイジメがあることによって、日本人はイジメられないように行動する。
そこで、日本人の勤勉さ、律儀さが成立している。
日本人の勤勉さ、誠実さ、というものは、日本人の内部から自立的に沸いてきたものではなくて、ただ日本社会で生きていくために、無理やりに身につけた表面的な態度なんだよ。
だから、日本人から日本社会を取り外すと、そこには何にも残らない(涙)。
日本ではその社会的なイジメによって、農村では村八分という伝統で持って、日本社会を保ってきたわけだ。
都会では企業の中で、ランク付けされ、出世に差をつけることで、日本人的な生き方を押し付けてきたんだよ。
しかし、日本だけが世界から孤立しているわけではない。
世界的な常識が入ってきて、若者は自分の日本人としての生き方に疑問を持ってくる。
なぜ、海外のように、自分が楽しく生きることを、人生の目的としてはいけないのか?
なぜ日本社会で生きることは、我慢や妥協の連続なんだろう?
そうなると、優しく純粋な人ほど、日本社会の矛盾に悩んでしまう。
いろいろ悩んだあとで、高校を中退したり、大学を辞めたり、会社から離れたりして、他の国の生活、社会を見るために、海外に行ってみたいと思うのは、自然なことだよね。
で、一番言い訳がしやすいのは、「働きながら勉強をする」という日本社会でも受け入れられ易い言い訳となる。
また安全で日本人も多いというので、手近なオーストラリアやニュージーランドのワーキングホリディが人気になる。
ところが、例えば、僕の第三弾「大人の海外個人旅行」に書いてあるように、ワーホリ自体は面白くもおかしくもない。
英語が不自由な日本人の若者が、ニュージーランドに行っても、たいした仕事はないし、ニュージーランドもオーストラリアも世界の田舎で、とても退屈なところだ。
そこで、だいたいのワーホリの若者は、ワーホリを途中でやめて、さらに海外旅行に出る。
海外旅行に出れば、次々と新しいことが起きるので、どんどん旅を続けることになる。
その旅先で、いろんな(不確実な)情報を入手して、いかにも旅のベテランと言う雰囲気の人間(こういうのは99パーセント素人だが)に騙されて、危険な国に入国してしまうことも、よくある話だ。
香田くんはその流れの中で、素人旅行者の巣であるアンマンの「クリフホテル」へ行って、そこからイラクへ行ってしまったんだよ。
香田くんの行動は、ヨルダンで日本人だらけのクリフホテルへ泊まるような素人旅行者を信じて、自分で危険を判断しなかったという点で、世の中を知らな過ぎたとは言える。
でも、それは、若者の平均的なレベルで、それほどひどい間違いをしたわけではないよ。
ところが、インターネットの論調を見ると、また新聞雑誌を見ても、香田くんは見殺しにしても当然という雰囲気だ。
その理由というのが、「24歳になってるのに無職だ」とか「ただの旅行者のクセにイラクへ入った」というレベルの、涙も出ないほどの情けない議論だよ。
24歳はまだまだ子供だよ。
24歳の大学生もいるし、大学院生も多い。
一度就職して、会社を辞めて、30歳過ぎてさらにまた新しく学問を始める人もたくさんいる。
ドイツなんかになると、大学の卒業は30過ぎが普通だった。
米国では、何歳になっても、あたらしくキャリアを始める人がいる。
これが、世界の常識だよ。
ところが日本では、一つのコースが決まっていて、それから外れると、「オチコボレ」と呼んで、社会が攻撃するわけだよ。
僕は久しぶりに「2ちゃんねる」をチェックしてみたて、やっとわかったことがある。
それは、2ちゃんねるに限らず、インターネットに存在している人たちは、彼ら自身が社会から落ちこぼれているにもかかわらず、この日本社会を受け入れているんだよ(笑)。
彼ら自身が、日本社会のオチコボレなんだよ。
自分たちが、オチコボレているのを認めているんだね。
そんな風に自分を評価できないから、だから引きこもってしまうんだよ。
「無職なのにイラクなんかに行って…」と、ヤキモチで書いたりしている。
でも、中近東なんか、物価も交通費も安いのだから、アエロフロートで飛べば、北海道旅行よりも安いかもしれない。
中近東へ個人旅行することをうらやましがっているのは、インターネットで航空券の値段を調べることも、できないヒキコモリ連中ばかりだ。
だいたい、アンマンのクリフホテルからは、すでにものすごい数の日本人旅行者がイラクへ入っていって、無事に帰ってきてるんだ。
たまたま捕まった香田くんが運が悪かっただけ(でも、イッパツ当ててやろうという山師根性があったらダメだけど)で、非難されるほどたいしたことをやっているわけではない。
しかも、彼は純粋な個人旅行者なんだよ。
イラクに関係して、金儲けをしようという、ボランティア団体、ジャーナリストなんかなら、殺されても仕方がない。
その危険を承知して、その危険によって金儲けをしているのだからね。
でも、なんの経済的利益も得ようとせず、ただ好奇心からイラクへはいっていった旅行者を、自業自得だと非難するのは、間違っている。
これはただ、弱いものをたたいて自己満足をする日本社会のシステムに過ぎないんだよ。
で、香田くんを非難する人たちが言っているのは、「政府の言うことを聞いてイラクなんかに行かなければいいんだ」、「専門家のボランティア団体やジャーナリストならイラクへ行く資格があるが、素人はダメダ」ってことなんだけどさ。
それって、結局、中身のない権威をただ崇め奉っている封建社会と一緒なんだよ。
僕は、今回のことで、こころから、日本人というものに、絶望しました。
といっても、ずっと前から、日本人の頭の悪さには、絶望し、馬鹿にしてるけどね(笑)。
2004/10/29 BLOG「世界旅行者と彼の旅行哲学」が一日5千アクセスを軽く突破しました。
世界旅行者の「はてなダイアリー」のBLOG世界旅行者と彼の旅行哲学(The Worldtraveller and His Philosophy)が、今朝、一日5千アクセスの記録を作りました♪
中身は膨大で、世界各地の話がありますから、自分の関心のある地域の話をまとめて読みたいならば「旅行哲学」を読んでくださいね。
「はてなダイアリー」は、どんどん改良されているらしくて、先日カウンターをつけられるようになったと思ったら、次に自己紹介ページがくっついて、e-mailアドレスも載せられるようになった。
今日は、複数の画像を登録できるようになったので、さっそくルーマニアの鉄道の画像をアップしたら、それがだいたい40KB程度。
これはホームページに使い易い大きさ。
というわけで、旅行哲学にそのまま使ってみました。
「はてなダイアリー」→http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20041029
「旅行哲学」→http://worldtraveller.hp.infoseek.co.jp/europe/bucharest.htm
でも、BLOGにあんまり人気が出てもなー。
まだこちらの「世界旅行者の部屋」が、一応メインなんだから。
それと、なにかあったら、直接e-mailを送ってください。
いまのところ、e-mailはちゃんと読むつもりにしていますからね♪
2004/10/31 映画は映画館で見た方がいいかも。
中国雲南省を旅していたとき雲南急行バスの中で放映されたのが、映画「ブラックホークダウン」だ。
1993年にアフリカの角ソマリア、首都モガジシオに侵攻した米軍のヘリコプターが撃墜されて、乗員がなぶり殺しにあって、その映像が米国のテレビに流れて、結局米軍はソマリアから撤退した。





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